Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

モバイルバッテリー、リチウムイオン電池の機内持ち込みについて。

http://b.hatena.ne.jp/entry/image/http://d.haten/

搭乗に際して、液体以外にも色々機内持ち込みの制限があるみたいです。

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途中乗り継の時間が長く、電力不足にならないようにモバイルバッテリーを機内持ち込み荷物に入れようと考えてました。バッテリー持ち込みに制限があることに初めて気づきました。 ( ll゚д゚  ) 
 
1)自分のモバイルバッテリーの種類や規格を確認しよう。
リチウムイオン電池は制限がありますが、普通の乾電池やニッケル電池、リチウム金属電池などは大丈夫です。規制対象はリチウムイオンバッテリーです。
 また、携帯電話はPCなど本体に入っているリチウムイオンバッテリーは問題ないみたいですね。
 
2)持ち込みできる規格を確認。
各航空会社のHPに、持ち込みできる規格が記載されています。
バックアップ電池は、リチウム含有量と定格電力において、以下の基準を満たしている必要があります
 
リチウム含有量は、単一の電池につき、2gを超えない。

リチウムイオンバッテリーは、「機器に内臓されているもの」「予備バッテリー容量小さいの、100Wh以下」「予備バッテリー容量中くらい、100-160Wh」「大きの、160Wh以上」で取り扱いが異なります。
 
例)カタール航空のホームページより

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機器に内臓されているものは容量の大きなもの、160Wh以上でなければ機内持ち込み、受託手荷物、どちらも問題ないみたいですね。
予備のバッテリーに関しては、容量が小さいの100Wh以下なら機内持ち込み可能です。160Whを超えても2個までなら大丈夫ですね。

 

160Whてどのくらいなのか想像できないので、例題です。ここからは物理の勉強です・・・。(ノ_・。)

ワット数、エネルギー容量、Whを実際に計算してみました。

〜公式〜
ワット数(エネルギー容量、Wh)=アンペア数(Ah)x 電圧(V)


私が持っている最大のモバイルバッテリーは7800mAh=7.8Ahです。

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電圧は表記のOut Putのことです。ここでよく見ると、Out putの欄に5.0Vと3.7Vの2種類記載されています。
リチウムイオンバッテリーの場合は3.7Vらしいです。ややこしいですね。

エネルギー容量(Wh)=7.8(Ah)×3.7(V)=28.86(Wh)
全然許容範囲内ですね。

もう一個もっているモバイルバッテリーは2900mAhです。
エネルギー容量(Wh)=2.9(Ah)×3.7(V)=10.73(Wh)でミニサイズです。この程度のものなら個数に制限はありません。安心ですね。
 
3)そのまま持ち込めるのか事前に指定の包装をしなければならないのか。
液体類などの持ち込みは100ml以下にして、透明のポーチなんかに入れなければなりませんよね。
バッテリーも特別な包装をしなければならないのか?答えはYesなのです。
漏電に備えて慎重に保護される必要がるので、粘着テープを使用して露出している電極を覆ったり、それぞれの電池をプラスチックバッグや保護ボックスに入れ、手荷物として機内に持ち込まないといけないようです。

 

★今日のまとめ★

大小にかかわらず、モバイルバッテリーは受託手荷物として預けず、機内に持ち込みましょう。

機内持ち込みについても、航空会社指定のパッキングをしましょう。

携帯電話、デジカメなどの機器はバッテリーを内蔵のままにしておきましょう。

各航空会社で取り決めが異なるので、HPを確認しましょう。 (o'∀’o)  

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