カイコウラ1日目-2 ファイフハウス見学。
前回にも少し触れたファイフハウスについてのレポートです。
i sightから徒歩30分ぐらいかければ歩いてもいけますが、レンタサイクルの方がベターです。半島は風が強いので防寒しっかりね。
ファイフハウスの外観、ピンクの建物でかわいいです。
ファイフさんの家なのでファイフハウスと呼ばれているのですが、
代々捕鯨をしていた家系が住み続けていたそうです。
ここ、カイコウラも自分たちの血液、血統をとても大切にする風習があり、家系図の紹介などもされていました。
入場料10N$、受付のおばちゃんがフレンドリーで、クジラや捕鯨に興味があるとわかると、館内の案内をしてくれました。 (o'∀’o)
ファイフハウスの土台はクジラの骨でできているのですが、この背骨の骨を地面の土台において、その上に柱が立てられています。
背骨は、大きめのビーチボールぐらいの大きさ(←わかりずらいですね)約40センチぐらいです(←シンプルな説明です)。
手にとってみて、とっても軽いので驚きました。∑(‘ω'o)
空洞がたくさんあって、軽くなっているそう。そりゃそうだ、中がぎっしりつまっているとそれだけ浮力が弱くなるものね。
実際に触る事ができて貴重な体験です。
この瓶に入ったのは、マッコウクジラから採取した鯨油です。
昔は、燃料やランプ油に使ったり、精製して香水がわりにも使っていたそう。
試しに嗅いでみました。懐かしい和蝋燭の匂いです。新しい蝋燭(白くてコンビニでもおいてあるようなやつ)ではなくて、古い蝋燭の匂いでした。
これはクジラのひげです。ブラシに加工したり、女性用のコルセットにしたりなど用途が多彩。
ここで、他のお客さんが来てしまったの受付の方とはお別れで、自由に見学です。
ハウスの中にも入れます。
中もピンク色なのですが、これは塗料にもクジラの成分を使っているのですが、化学反応を起こしてこんな素敵なピンク色になると後で教えてもらいました。
次に、博物館あるあるのジオラマコーナーです。
クジラを捕らえにレッツゴー。
採ったどー。
持って帰るぞー。
解体して、必要な部分を切りとります。
さらに精製して。。人間の日用品に加工。と、こういった流れのようです。
1980年ぐらいまで、その末裔の人たちが住んでいたようで、家具や調度品も大切に保管されています。
2階は小さな寝室が3部屋ぐらい作られています。そして、この写真は歩きかたにも載っていますね。こじんまりとしていて、居心地が良さそうです。
何気に松葉杖がおいてあったりして、白鯨のエイハブ船長を連想させます。
興味のある私には10N$でも安いぐらいです。興味のない人には、ふーんぐらいだと思います。。。とっても、楽しい博物館でした。
ここからオットセイのコロニーまで徒歩で行く事ができるのですが、さすがに長距離を歩いたので断念して、おとなしく宿に帰りました。
明日にリベンジ。。。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうです。
ただいまのBGM 『Bad Romance』 Lady GAGA