Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

ミネアポリス3日目 町歩きとMill City Museum

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ミネアポリス滞在3日目となりました。

歴史も古いらしく、街並みは近代的なビルと古く赴きのある建物が混在してて面白いです。

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この街はどうやらミュージカルやシアターが有名なようです。特に、ダウンタウンを歩くと。。。

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劇場がたくさん。そして、プリンス追悼の掲示がされています。

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ダウンタウンは数ブロック毎にシアターがあります。

演題は、、、

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ウォーキングデッド。。。ホラーが大の苦手なので、絶対に観ません。

このミネアポリスは冬は超寒い所らしくて、冬の平均最低気温が−15度ぐらい。最高気温でも−5度。最高気温だよ!!!

冬場に外を歩くのは危険ということで、ビルとビルを繋げる渡り廊下(Sky weyと呼ばれています)が町中が町中を網羅しています。

このSky wayをうまく使うと、外に出ることなくダウンタウンなら目的地近くまでたどりつけるというシステム。

Sky weyの入り口がわかりにくいという難点もあります。うろうろ探しているうちに凍えてしまいます。

冬場にミネアポリスに来るなら、一度入ったSky weyは出ないのが一番です。

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Sky wey通過中。普通の渡り廊下です。ダウンタウンだけでなく、空港のターミナル間もSky weyが整備されていました。

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上から見た感じ、普通の渡り廊下です。渡り廊下1個なら偉業では無いけど、ダウンタウンに張り巡らしたって所が凄いね。

 

芸術はよく分からない私にとって、ミネアポリスは見所の少ない場所です。

ガイドを読んでて唯一行ってみたいと感じた『Mill City Museum』に出かけてみました。1800年代後半から1900年代前半にかけて、このミネアポリスは小麦粉の一大産地だったらしく小麦粉の工場を博物館としてリニューアルしていました。

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ミシシッピ川沿いの一画が博物館を含めて、古い建物が残っていて煉瓦造りのビルがなんともレトロ。雰囲気がとっても良いです。

 

博物館まではダウンタウンからバスで行きましたが、歩いても十分アクセスできる距離です。

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博物館入り口。

入場料12$。時間指定のグループツアーのガイドになります。

ガイドさんと一緒に工場の屋上まで登り、歴史を伝えるエキシビジョンを見ます。

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このFlower Towerってのが屋上まで登るエレベーターの事。

操業中に爆発事故を起こし、さらに大恐慌の煽りで経営が傾き閉業。な、その後不審火で家事になったそう。泣きっ面に蜂ですね。残念ながらエキシビビジョンは撮影禁止でした。ガイドさんの説明が終わると、屋上からしばしみんなで景色を楽しみます。

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この日は快晴で屋上からの景色も最高でした。

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屋上からはミシシッピ川発電所が見えます。

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爆発してしまった工場は再建されることなく、当時のままです。

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火事の様子を伝える写真。

その後、エレベーターで1階まで戻り、館内を自由に見学です。

小麦粉の工場だったため、パンの作り方や小麦粉の生成の仕方、小麦粉の品種や原料の紹介などおもしろい展示が続きます。

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当時の様子を再現したミニチュア。

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従業員の一人をアップで撮影。パンを食べ過ぎたのか、ジャムおじさんになっています。

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古いストーブ(大草原の小さな家に出てきそうですね)が置いてあったり、

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創業者のトップアムハット卿(仮名)の像。巨万の富を築いたんだろうな〜。

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産業革命でトラクターが発明されたという紹介。

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小麦を運搬した列車のレプリカの展示。

私ってこういった貨車をみるとどうしても、シンドラーのリストを思い出してしまいます。

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私の身長の2倍はある商品の箱。もちろんレプリカ。

工場の歴史だけではなく、ミシシッピ川水力発電や治水工事についても展示が充実していました。

工場を動かすには電力が必要なわけで、その電力をミシシッピ川から生み出していたというわけ。アメリカ、合理的。

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 実際に水の流れる模型が置いてあって、積み木のようなおもちゃの可動堰も置かれています。どうも、積み木の可動堰を組み合わせて、歯車を回してみなってことでしょう。(あくまで子供向けの展示。)

40歳が本気で積み木遊び。。。やばいね。

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歯車を回すことに成功。(青枠)なんでもチャレンジ精神が大事ですが、大人げないとも言います。

積み木問題その2

この積み木を使って、川に橋をかけましょう。

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正解。

再度はミネアポリスの紹介をするショートムービー20分を鑑賞して終了です。

ここのGift Shopは料理関連の品が多かったです。

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旅先でレシピブックを購入するのですが、荷物が重くなるので今回はSkip。(ポーランド料理とシチリア料理のレシピブックは宝物です。)ちなみにおかし作り以外、料理は一切しないタイプです。

博物館を出て、裏側に回ると爆発でふっとんだ工場跡がよくわかります。

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負の遺産をうまく正の遺産に変えてしまっています。

 

Mill City Museumを後にして、すぐ側にあるミシシッピ川を見に行きました。

歩いて数分です。

この周辺はRiverFront Districtと呼ばれて、旧のメインストリートだったそう。

ガスリーシアターが有名で、すぐ側にあるのですが興味が無いのでSkipしました。

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周辺の地図です。

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リバーサイド側からの眺め。

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橋から見た旧市街の眺め。橋の下に古い遺跡のようなものがありますね。

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橋の上から滝を眺める。セントアンソニー滝というらしいが、滝というより可動堰です。

川沿いは公園になっていて、整備だれています。

お弁当持ってきてよかった。ベンチでライ麦パンと蜂蜜を堪能。(というほどのメニューでも無いけど。。。)

これで、ミネアポリス市内の観光を終了しました。

今日も最後までありがとうございます。

ただ今のBGM 『運命共同体』 Dragon Ash