ペンシルバニア週 フィラデルフィア→Lancaster,PA移動 Greyhoundの利用
アメリカでは超有名な長距離路線のバス会社Greyhoundを始めて利用しました。
そのレビューです。
~チケットの買い方~
GreyhoundのHPでオンライン予約しクレジット決済しました。
全てGreyhound社が網羅しているわけではなく、中小のバス会社と提携しています。フィラデルフィア⇆ワシントンといった主要路線はGreyhoundですが、地域路線は提携会社が運行。
途中から提携のBiber社が運行します。
当日、窓口でチケットを購入している人も見かけましたが、主要路線は満席に近かったので、数日前には購入した方が良いと思います。
主要路線は1日に何便もありますが、地域路線は本数が減るので要注意。
また出発の時間帯や予約のGrade、Non RefundかRefundableかによって価格が違ってきます。買い方は他にも日本語でまとめてあるページがあるのでそちらを参考にしてください。(←手抜きでごめんなさい。)
これはフィラデルフィアのGreyhound office。ここまで立派なターミナルはそうそうありません。
地方のバスターミナルになると一気に場末感がでます。そして待合の客が少ない。ちょっと不安になります。バスターミナルがあればラッキーというレベルです。
~利用上での注意点~
・チケットは乗車時に紙媒体で提示する必要があります。
・予約票や予約確認メール、チケットの電子媒体は受け付けていません。
・インターネットカフェや宿の受け付けで頼んでプリントアウトしてもらうのでも良いと思います。
・Greyhound直轄のバスターミナルでは券売機でチケットのプリントアウトができます。こちらでまとめてプリントアウトしても良いでしょう。券売機でのプリントアウトは無料でした。
・直轄のバスターミナル以外は券売機すら無いので注意です。
~バス停の探し方~
GreyhoundのHPでバス停検索ができます。
Washington,DCやフィラデルフィアといった主要都市では幾つか乗り場があるので、自分のチケットの乗り場をよく確認しておきましょう。
●●の歩き方の地図を鵜呑みにしない方が良いです。工事中で移転しているということがあります。
~バスの乗り方~
路線によって異なります。
小さいな路線(Lanbaster行きの時)の場合
だいたい出発の15分前になったら『〇〇、××、△△、□□!!』と行き先を大声で連呼されます。自分の行き先が連呼されたら、バス乗り場に出ましょう。何台かバスが止まっているので、運転手やその辺の係員にチケットを見せると、乗るバスを教えてくます。バスの前面に行き先が表示されているので、それを頼りに乗ってもいいでしょう。
自分の乗るバスがわかればチケットを見せて荷物を貨物室に入れます。自分で乗せることもあるし、運転手が文字通り貨物室に放り投げることもあります。
荷物タグが待合室にたくさん置いてるので、1枚もらって、自分の名前、日本の住所、滞在先の住所など書く欄があるので、埋めておきましょう。
基本、地域路線は自由席です。
ワシントン⇆ニューヨークといった主要路線の場合
主要路線は顧客でほぼ満席の事が多いです。
主要路線の場合の乗り方は少し違います。各自集合!みたいな感じではなく、ちゃんと列を作って並びます。列の並び方も順番があります。
チケットの右上にBording,Noが記載されていて、この番号の早い順番に列に並び舞うす。(Greyhound社運行の場合)ですが、Peter Pan、Mega busといった二番手のバス会社はこのBording,Noは無視です。
〜指定席の取り方〜
Greyhound社では指定席は取りませんでした。ひょっとすると無いかもしれません。ただ、乗り込むときに、運転手が座席表を持っていて、あんたは7番ねみたいな感じで割り振っていきます。割り振られたらその場所に座りましょう。
テンパっているので自分の番号を忘れないように。まちがった席に座っていると、そこあたしの席よ!みたいに文句を言われます。
地方路線やマイナー路線、二番手のバス会社は基本自由席です。
オンライン予約の時に追加料金で指定席を購入できる会社もあります。
車内はふつうの観光バスという感じです。会社の大きさで車内の設備が変わってきます。
車内は意外とゆったり。
~バスの降り方~
目的地に着いたら運転手さんが『〇〇!!』と連呼するので降ります。
降りる場所が不安なら、あらかじめMaps meかGoogleマップでチェックしておきましょう。荷物を貨物室から運転手あるいは自分が降ろして完了。
~乗り継ぎの仕方~
乗り継ぎのバス停やBus Terminalで降ります。そして、次のバスが来るまで待って乗り込みましょう。Terminalの場合は、受け付けカウンターがあるのでチケットを見せても良いし、乗り継ぎのバスの出発時刻が近くなれば、乗り継ぎバスがやって来るので迷う事は無いです。
~時間の正確さや遅延について~
フィラデルフィア→ノーリントン→Reading→Lancaster,PAと乗り継ぎました。
バスが早めに到着した事は8回ぐらい利用してただの1度だけ。
全て遅延すると思ってもいいぐらい。どのくらい遅延するのかは、それこそ交通状況によるので運次第。念のため1時間は余裕をみてました。首都圏の渋滞はひどいです。乗ればわかると思う。
~バス内の設備~
主要路線やGreyhoundの提携会社が大きいと、車内の無料Wi-FiやUSB、コンセントなどがあります。
トイレも路線やバス会社の大きさによって、付いていたり付いてなかったありします。主要路線、長距離路線なら基本は付いています。
シートポケットは付いていない事の方が多かったです。車内のエンターテイメントは皆無なので、暇つぶしが必要です。
地方路線のババリア社にはシートベルトが取り払われていました。
そしてMega busはシートベルトが壊れていました。安全運転を強く希望します。
~フィラデルフィアのGreyhound bus terminal情報~
11th通り沿いにBus Terminalあり。
この壁のむこうがバスターミナルです。
メトロのブルーライン11th駅で下車すると『鉄道のジェファーソン駅こっち』みたいな案内があるので、そちらに進んでください。
鉄道のジェファーソン駅の向かいにGreyhound bus terminalがあります。
ジェファーソン駅はバスターミナルに比べて立派!地図で見れば、こんな感じになります。
券売機があって、これでプリントアウトできます。
無料Wi-Fiがあって、食べ物の自動販売機もあるし、ちょっとしたスタンドもあります。コンセントもいっぱいあります。
鉄道駅と違って、場末な感じ。超安全という雰囲気ではありません。
スリやひったくりが居ないとも限らないので(多分居る、仕事をしていないだけだと思った方が良い。)、私はガジェット類はカバンから出しませんでした。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ただ今のBGM 『Don’t look back in Anger』 Oasis