メキシコ メキシコシティ④ Zócalo近辺 〜テンプルマヨール Templo Mayor〜
リアルタイムは日本。再出発まで1週間を切りました。
中米を脱出して、メキシコに移動してきました。メキシコシティの観光の中心地、ZócaloにあるTemple Mayorを紹介します。
豪華なキリスト教の教会『カテドラル』のすぐ右隣のTemple Mayor。古代のアステカ王国の都市遺跡です。
てか、このアステカの古代遺構の石を再利用してカテドラルが建てられています。
支配者、非支配者の構図がよくわかりますね。
入場料60M$(360円)出遅れると大混雑すると予想して朝9時に到着。
MetroでもMetrobusでもどちらでアクセス可能。カテドラル近辺はZócaloと呼ばれる中央広場的な場所。一つ一つの建物が大きくて、最寄りのバス停や駅からもけっこう歩きます。
へんてこ像発見。鷲と横の人間の関係がまったく読めない。。。
見取り図はこんな感じ。テンプルマヨールの入場券購入の前に飲み物(液体)をクロークを預けるように言われました。
不思議な事に液体は入り口の外のクロークへ、それ以外の手荷物は遺跡内のクロークへと預け場所が違います。暑いけど飲み物を預けないといけないので、それこそ朝の涼しい時刻に訪問した方が良いね。
屋外スペースは遺構を修復したスペース。地下遺構はこのTemplo Mayorだけでじゃなくて、隣のカテドラルとか国立宮殿の地下にも眠っているんだって。上にあんなのが建っていると掘り起こせないけどね。
有名な羽毛の生えたヘビの彫像か?このヘビのレリーフはいたるところにあり。ヘビっつーか、しゃちほこ風。
しゃちほこ正面とカテドラルのコンビ。
これも有名なチャックモールの像。チャックモールのお腹の部分が台座になっていてイケニエから取り出した心臓を置いたんだよね。凄みがあるな~。
目力あり。コミカルな表情も、イケニエの台座かと思うと怖い。
この神殿のすぐ隣にも神殿があって、アステカ時代は神殿2つ並べて立てるのが主流だったんだって。へ〜。
サボテンが生えてたりと、中米感を醸し出しています。
デリケート部分には屋根を作って守ってます。日差し、乾燥、夕方の激しいスコールと遺跡をダメにする要素は多いからね。
階段には、当時の色素が残っています(修復かもしれないけど)。
台座も敵方?見方?の兵士の像らしきレリーフが残っています。アステカ王国時代の支配層と非支配層の存在が見て取れます。結局、人間の歴史なんて支配と非支配の繰り返しなのだ。
このレリーフも見事。メキシコシティの母体となるテノチティトランは1300年頃に建設されたから、ざっと700年以上も前のもの。700年前のものが現代まで残っているとはすごい。1300年って、日本なら鎌倉時代の終盤、ちょうど元寇の頃。
なにやら壁がイボイボになっています。
拡大像。これこれ、見たかった❤︎❤︎。ツォンパントリって言って、一面が骸骨レリーフの壁。これはコピーで、オリジナルは付属の博物館にありました。これは石の骸骨だけど、本物の骸骨でできた壁がカテドラルの地下に眠っているらしいよ。
ぐるっと見て回ったら、テンプロマヨール遺構の横にある博物館へGoです。
今日も最後までおつきあいいただきありがとうございます。
ただ今のBGM 『Just Dance』Lady Gaga