Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

メキシコ メリダ③ チェチェンイッツァ観光 Chichen Itzá

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リアルタイムは日本。出国まで後、数日。出国後はブログ更新が期待できないので、ここでぐっと稼いどかないと。。。

 

Merida観光の目玉スポットであるChichen Itzáに行ってきました。行き方は最後にまとめますね。

 

メリダ市内からChicenItzáまで2等バス(多分Oriente社)で行きました。
早朝6:30発のため、宿を5:45に出発。

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薄暗いかと思いきや、この時間帯はすでに人々が動き出していて、街灯もあるし、危険な雰囲気はまったくありません。

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ターミナルには出発30分前に到着。数人待っているだけで空いてますね。

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いたって普通の観光バス、トイレなしでエアコン付き。むしろ寒すぎ。

出発時2割ぐらいの乗客だったけど、少しずつ増えて最終は6割ぐらいの座席が埋まってました。3時間程度で到着。往復160M$。

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チケットは250M$(入場料+税金込み)入場料高くてびっくりして、ぼったくりかよってムカついた。でも、こんな看板出てるし、みんな素直に支払っているでの、しょうがない。

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チケットの上半分が入場券、下半分が税金の領収証のようなもの。
この後のウシュマルも同じで税金込みの価格で高いわ。

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さすが、この辺一体の経済をささえている世界遺産だけあって、きれいに整備されてます。それでもトイレの数が圧倒的に少なく、午後には長蛇の列。
もう少し、設備を充実させる必要があるね。

 

こういったHyper Touristicな場所って、だいたい10時ぐらいから超混雑なので、さくっと観光します。

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エントランスでもらえるしょぼ地図に推奨ルートが載っているので、楽チンしてそのまんま歩きます。地図は捨てちゃったので、Maps.meで再現してみました。(私って暇人。)

 

エントランス〜セノーテ①まで。

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まずなんといっても巨大神殿。遺跡の一番の花形観光スポット。
歴史に興味の無い人ならこのピラミッドとセノーテ、競技場ぐらいでいいんじゃ無いかって思うぐらい有名。

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朝一番だと人が少ない。でも、どうがんばっても他の観光客が映り込みます。

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中央広場から北西の方向に球技場とかツォンパントリが見えますね。

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球技場は広い。そして、ここに来たらパンパン手を叩いてみてね。
球技場の作りで、柏手を打つとパーン、パーンとこだまするのがおもしろい。どうもリーダーの声が良く通るような構造に仕上げたんだって。バカな小学生のように、何度も何度も拍手しちゃいました。


古代マヤの球技は現代のサッカーとは違っていて、ボールは腰で打ちます。

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球技場のゴールの穴、この穴の中にボールが入ると即勝利になります。再現ビデオを見たことがあるけど、かなり難易度が高そうでした。

試合に勝った方のキャプテンが、イケニエになるって有名な話がありますね。これは諸説あって、負けた方がイケニエになるという意見もあります。どっちにしたって、試合になんて絶対に出たく無いね。

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神殿のレリーフも見事。

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メキシコ中央高原と中心とした、アステカ文明とは随分デザインが異なります。もっとなんつーか、丸い感じ。

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でも、ツォンパントリがあったりして、両者の交流はあった模様。

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風雨にさらされ、ただの石塊というか、溶けかけの雪像みたいになったチャックモール。

 

球技場からまっすぐの一本道を進んで、つきあたりにセノーテ①があります。

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『聖なる泉』などと呼ばれていますが、どんより濁ってます。この水では泳げない、病気になる。当時は何人もイケニエとして捧げられたらしい。

   

ちなみに、セノーテまでの一本道はお土産通りってぐらい、両側に土産物屋が並んでます。

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赤と青のラインが並んだあたりね。みんな口々に『Una daller!』『Una Daller!』とか言ってるけど、質からみて1ドルのわけないような立派なものばかり。どうやって価格をつり上げてくるのか、ちょっと気になる。でも、買う気がないなら、相手にしないのが一番。向こうは、毎日観光客を相手にするプロですから。

 

地図のルート②に入りました。
セノーテの次の見どころは『戦士の神殿』『千本柱の間』です。

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これが戦士の神殿。

 

f:id:nekontan:20160824111803j:plain石柱が整然と並んでいます。

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これはセノーテ2個目。まだ、こっちの方が水がきれい(と言えるレベルでは無いけど)。ここにイケニエが投げ込まれたんだなんて考えると、寂寞とした感じになります。こういった少し寂しい気分も、遺跡観光ならでは。

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2個目のセノーテから南に入るルート③です。
ここで、遺跡内で唯一の飲み物を購入できる売店を発見しました。でもコーラやミネラルウォーターで日本円で300円ぐらい。

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南エリアにある神殿は、メインの中央広場から離れているものの、やっぱりレリーフは秀逸で見る価値あり。

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これは尼僧院。

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この、階段もぼろぼろに崩れているけど、崩れているからこその感慨があります。

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そして、てっぺんにはこんなコンドル?鷲?が。表情が凛々しいですね。

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この辺はイグアナ出現地区。イグアナが出てくると、欧米人が沸き立ちます。

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観光を終了する12時近くになると、入り口はこんな感じで大混雑。
やっぱり、遺跡観光のタイムリミットは10時ですね。

 

チェチェンイッツァ観光ワンポイント★
・遺跡はアップダウンは無く、歩くのは平地で楽チン。
・日陰は中央広場以外ならいっぱいあるけど、観光客たむろするので、狭い。
・帽子、日傘、サングラスは必須アイテム。
・遺跡内に飲み物を販売する売店は1-2箇所のみ。ペットボトル500mlとかじゃあ、お話にならない。1.5リットル、なんなら2.0リットルぐらい必要。
・同日にCenote Ik-kilに行くため、かなりの駆け足の見学でした。それでも、所要2-3時間ってところ。

★Merida→チェチェンイッツァまで★
利用バス会社:2等バス。往復チケット(160M$)を、2等のバスターミナルで前日に購入。1等の始発は前日ではすでに完売でした。

時刻表
2等:6:00、7:00、8:00の3本。片道85M$。所要3時間。往復で購入すると10M$(60円)安い。
1等:6:30、8:15、9:15の3本。片道150M$。


チェチェンイッツァ→メリダ
写真はチェチェンイッツァ発の時刻表を写真で撮ったものです。

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この時刻表が1等なのか2等なのかも不明。
私は14:30分頃のバスの2等(多分Oriente社。車体は黄色でした。)と思しきバスに乗車。

 

次回は、この日の後半戦のCenote Ik-kilの紹介です。

長い割には内容の薄い記事にもかかわらず、最後までおつきあいくださりありがとうございます。

 

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