Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

メキシコ メキシコシティ⑨ テオティワカン遺跡

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リアルタイムはキューバのViñalesです。キューバはネットが貧弱なので、ブログは文章のみです。後日、写真はアップしていきます。

 

今日は、相方とのメキシコ観光も実質、最終日。
スケジュールは、最後の最後に目玉のテオティワカンを持ってきました。

行き方は最後にまとめます。

 

このテオティワカン、本当に広大。だだっぴろい遺跡の中に、ぽつんぽつんと神殿が並んでいます。テオティワカンの入場料60M$。チェチェンイッツァやウシュマルに比べると、なんと良心的な値段なんだろう。

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バスから降りて、Puerta3から入場しました。

これは、エントランス。切符切りの兄ちゃんに博物館は見応えがあるから、ぜひ行ってねとアドバイスをもらいました。当然、行きますとも!!

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入るとすぐにジャガー神殿という観光の目玉に出くわします。巨大迷路な感じ。

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つぎはケツァルパパロトルの神殿で、この神殿には当時の色彩が残されています。
ケツァルパパロトルって鳥なんだけど、ケツァールの事なのかしら?
そして、レリーフ自体も立派。

 

順路として、ジャガー神殿→ケツァルパパロトルの神殿→月の神殿の順番に見学することにりました。

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月の神殿が見えてきたよ。
タブータブレロ様式の月の神殿。このタブータブレロとは、階段ー平坦ー階段ー平坦の繰り返しで建設された建造物のこと。段々になっているのがわかると思います。

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死者の道と呼ばれる中央の大通りは完全に修復されています。
両側に神殿がずらりと並んでいますね。

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月の神殿に上ってみました。急勾配だし、一段一段が高いので、ゆっくり慎重にのぼります。手すり代わりのロープがあるので、しっかり握りしめます。

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頂上からの写真。遠くに太陽の神殿が見えています。
快晴で、清々しい風景です。

 

これは、死者の道沿いの神殿にあった、壁画。

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ジャガーの足ですが、3本足しかありません。描き忘れたのかな?

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月の神殿よりもひとまわり大きな、太陽の神殿。こちらも、最上階まで登ることができます。でかいし、高いし、頂上が遠い。。。

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みなさん、巡礼者の様に、一列で上っています。かなり、きついので途中で休憩を入れつつ、ゆっくり登ります。そして、めまいと、頭痛が。。。ひょっとして標高の高い場所で、こんなのに上ったからか?

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頂上からの眺め、Puerta1、南の方向です。

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こっちは、月の神殿の方向。午前中に入場したので、観光客はまだ少ない方。
観光地あるあるで、ツアー客が到着し始める10時ぐらいから混んできます。

 

せっかく登ったけど、ずっと居てもしょうがないので降りて、博物館に向かいます。

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博物館のエントランスには、見事なイラストが。詳しく無いけど、オルメカ風とアステカ風のデザインはわかった。博物館は、入場料に含まれています。

ジャガーの石像。

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おしりがキュート。

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アステカ風の3本足の土器。

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これこれ、有名な像ですね。ぽつねんとした、遠くを見ている雰囲気に萌え萌えです。
おみやげで、この石像があったら欲しいくらいのお気に入りです。

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こっちは、ゴテゴテした装飾の置物。

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テオティワカン遺跡の再現模型。これも、遺跡あるある。遺跡のエントランスなんかに、こんな模型が良く置いてありますね。

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これは、イケニエか墓地に埋葬された人。イケニエの頭蓋骨の周囲には、下顎の骨が、まるで首飾りのように並べられています。こんなの初めて見た。

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石仮面たち。まぶたがぽってり腫れてます。


博物館はちょうど、遺跡の真ん中ぐらいにありますが、この時点でかなり消耗してます。シティ行きのバスはPueruta1の前に到着するので、とりあえずPueruta1に向かいます。

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途中のケツァルコアトルの神殿は消耗が激しかったので、遠くから写真を撮るだけ。
見学時間は2-3時間ぐらいかな?


月の神殿、太陽の神殿は、レリーフとかも無いので、つまらん。
私には、ジャガー神殿やケツァルパパロトルの神殿の方が、レリーフもきれいだし色彩も残されてて、見応えがあります。

遺跡の中は売店は数件。道端でお土産物やさんが、土産物を売っているけど、飲食物は売っていません。大量の飲み物は必須。そして、日陰が無いので、帽子と日傘、サングラス、日焼け止めも準備した方がいいですよ。

 

テオティワカン遺跡への行き方★
メキシコシティの北バスターミナルからテオティワカン行きの路線バスが発着します。

正面入って左の方に行くと、バスのチケットカウンターがあります。

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メトロから出てきて、直進。正面から建物に入って、左の端っこです。
わかりにくいけど、看板にテオティワカンのイラストが描かれています。
バスは20分に1本と頻発してて、所用1時間ぐらい。

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これがバスのチケット。のんびり朝ごはんを食べていたら、出発時刻を過ぎてました。
20分に1本と頻発しているのに、時刻表で管理する必要があるのかが疑問。
運転手さんが、親切にも次のバスに乗せてくれたけど、チケット購入の時には時刻を確認しないと、直近のバスの切符を売られます。

 

途中で何箇所か停車する普通の路線バス風なので、降りるタイミングが難しい。
運転手さんに『Entrada de Ruin?』を連呼して、降りる場所を教えてもらいました。

入り口には係員がいるので、どこに帰りのバスが来るのか確認してから見学を開始しましょう。歩き方にはPuerta1に到着と書いてあったけど、私が行った時にはPuerta3に到着していました。死者の道を南方向に見学をすすめて、Puerta3から帰りのバスに乗りというルートです。

 

バスは片道46M$、往路はバスターミナルのチケットカウンターで購入。
復路は運転手さんから直接、購入しました。


テオティワカンの感想として、正直、つまらん。世界遺産に向かって、つまらんとは何たる言い草かと思うけど、これが正直な意見。


ジャングルあり、木々あり、川あり、セノーテありのチェチェンイッツァやウシュマルに比べると、面白みに欠ける。

 

今回の長期旅行で、いろんな遺跡に行ったけど、どこがお気に入りなのか、ランキングしてみてもおもしろいかもね。

今日も最後までおよみくださり、ありがとうございます。
ただ今のBGM 『Rainy』Dragon Ash