メキシコ メキシコシティ(14) メキシコ国立人類学博物館 ②
リアルタイムはキューバのCienfuegosです。大きすぎず、小さすぎず、とっても居心地の良い街です。街がおしゃれ。宿の部屋もさすがにフランス風の街だけあって、かなりおしゃれ。
ブログはメキシコ人類学博物館のレビューその②をお届けします。
一番最初の写真がこの前髪パッツンのおっさんです。
これ実は、めちゃでかいんです。こんなの切り出したのもすごいけど、ここまで持ってきたのもすごい。
このおっさんが置かれているのは、メキシコ湾岸(ビジャエルモッサ近辺)エリアです。
ちょっとエジプトを感じさせる石像達。どの土人形も愛嬌がある。中央のお腹開いているのは、実物を想像するとぞっとするけど。
次はマヤエリア。濃厚な文化ですよね。
これは、どこかの遺跡の再現。見事に復元しているけど、私が見たかったのは下のこいつ。これを見るために博物館に来たと言っても過言ではない。
パレンケの地下墳墓から見つかった、王様がかぶっていたヒスイの仮面。仮面だけじゃなく、ネックレス、ブレスレットなどなど装飾品も豪華。
そして、怒っているような、威厳があるような、王様の風格がただよう表情も良い!
埋葬当時の様子の復元図。
マヤ系の人たちって、小柄なんですよね。
そして、この王様が見つかった地下墳墓が丸ごと復元されているのです。これまた、すごい。
真ん中の緑が王様。
充実した内容で、満足満足。2階の民族エリアも覗いてみました。
この民族エリアは、メキシコの地方ごとに生活、文化を紹介しています。
主に、こんなマネキンを使った模型が多かったです。
家の中と外と、緻密な模型は見ているだけでも面白い。
メキシコは国土が広いから、地方ごとに文化や風習が少しづつ違ってます。
催事用の仮面も独特で怪しい雰囲気。顔から手が出るわ、顎が動物になっているわ、こんな奇妙なデザインを思いついた人のセンスがすごいね。
これも祭りのワンシーンだけ。キリスト教を従来の地元の信仰がうまく融合したのがよく分かる。他国に支配されつつも、自分たちのオリジナリティをなくさなかった、忘れなかったのは尊敬できる。
その後も、いろいろ模型が続きます。
豪奢な調度品、華美な装飾品なんて一切なくて、みんな質素に暮らしているんだな~。
最後に生命の木?
曼荼羅?みたいなものを見たのでアップしておきます。
こういった特殊な世界観っておもしろいよね。
人類学博物館に行ってみて、知りたいこと、聞きたいこと、着たいことがもっともっと増えてしまいました。
今日も、写最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ただ今のBGM 『Love song』Sara Bareilles