Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

メキシコ メキシコシティ(14) メキシコ国立人類学博物館 ②

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リアルタイムはキューバのCienfuegosです。大きすぎず、小さすぎず、とっても居心地の良い街です。街がおしゃれ。宿の部屋もさすがにフランス風の街だけあって、かなりおしゃれ。

 

ブログはメキシコ人類学博物館のレビューその②をお届けします。

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一番最初の写真がこの前髪パッツンのおっさんです。
これ実は、めちゃでかいんです。こんなの切り出したのもすごいけど、ここまで持ってきたのもすごい。

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このおっさんが置かれているのは、メキシコ湾岸(ビジャエルモッサ近辺)エリアです。

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ちょっとエジプトを感じさせる石像達。どの土人形も愛嬌がある。中央のお腹開いているのは、実物を想像するとぞっとするけど。

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次はマヤエリア。濃厚な文化ですよね。

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これは、どこかの遺跡の再現。見事に復元しているけど、私が見たかったのは下のこいつ。これを見るために博物館に来たと言っても過言ではない。

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パレンケの地下墳墓から見つかった、王様がかぶっていたヒスイの仮面。仮面だけじゃなく、ネックレス、ブレスレットなどなど装飾品も豪華。

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そして、怒っているような、威厳があるような、王様の風格がただよう表情も良い!

埋葬当時の様子の復元図。

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マヤ系の人たちって、小柄なんですよね。

そして、この王様が見つかった地下墳墓が丸ごと復元されているのです。これまた、すごい。

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真ん中の緑が王様。


充実した内容で、満足満足。2階の民族エリアも覗いてみました。

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この民族エリアは、メキシコの地方ごとに生活、文化を紹介しています。
主に、こんなマネキンを使った模型が多かったです。

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家の中と外と、緻密な模型は見ているだけでも面白い。

メキシコは国土が広いから、地方ごとに文化や風習が少しづつ違ってます。

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催事用の仮面も独特で怪しい雰囲気。顔から手が出るわ、顎が動物になっているわ、こんな奇妙なデザインを思いついた人のセンスがすごいね。

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これも祭りのワンシーンだけ。キリスト教を従来の地元の信仰がうまく融合したのがよく分かる。他国に支配されつつも、自分たちのオリジナリティをなくさなかった、忘れなかったのは尊敬できる。

 

その後も、いろいろ模型が続きます。

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豪奢な調度品、華美な装飾品なんて一切なくて、みんな質素に暮らしているんだな~。

最後に生命の木?

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曼荼羅?みたいなものを見たのでアップしておきます。
こういった特殊な世界観っておもしろいよね。


人類学博物館に行ってみて、知りたいこと、聞きたいこと、着たいことがもっともっと増えてしまいました。

今日も、写最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ただ今のBGM 『Love song』Sara Bareilles