Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

メキシコ グアナフアト(5) ミイラ博物館

http://b.hatena.ne.jp/entry/image/http://d.haten/

リアルタイムはキューバのTrinidadです。
昼は『一体何度まで気温が上がっているんだろう?』ってぐらいに猛烈な暑さです。ここよりSantiago de Cubaの方がもっと強烈な暑さらしい。次に行く予定なんだけど、恐ろしいな。。。

 

今日はグアナフアトで楽しみにしていた、ミイラ博物館のレビューです。名前の通り、ミイラの写真がいっぱい出てくるので閲覧注意です。行き方情報は一番最後です。

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営業時間は土日の方が平日より30分長い。普通は土日の方が短いよね?

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入場料、その他:大人56M$(306円)、カメラ撮影代金21M$(115円)。
写真撮影できることにびっくり。死者の写真を撮ることに躊躇もありましたが、歴女としてはミイラも歴史の語り部の一つ(とかってに解釈)。そんな心配無用で、みんな写真を撮りまくっていました。

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さっそくお出迎え。途中から慣れてきたけど、やっぱり最初はちと怖い。

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この人は中国風の衣類を身につけているので、通称China giel。頭の花の飾りが李香蘭みたいだね。

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この人は推定70歳のナイトガウンを身につけた女性。

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この子は、湿度管理が入念されていて、他のミイラはボロボロなんだけど保存状態もかなり良いです。

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肋骨の下をナイフで刺されて亡くなった人。この位置からナイフを上向きに刺すと、心臓にジャストヒット。殺しのプロにやられたのか?

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さされたところのアップ。ナイフ痕の周囲に血腫ができちゃって色が変わったんだって。

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このミイラはかなり悲劇的。医者に死んでるって誤診されて、生きてる状態で埋められたという。。腕が顔を覆っているような体勢が、生き埋めの根拠だって。

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意識消失してたって、生きてるか死んでるかぐらいの判断はできると思うんだけど。なんだか納得いかない説明だ。

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体長24㎝の6ヶ月の胎児とそのお母さんのミイラ。世界中で他に、この子より体長の小さなミイラは無いらしい。胎児は母親の死亡が原因で亡くなったらしい。じゃあ、母親はなぜ亡くなったんだろう。気になるな~。

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こちらも親子のミイラのお母さんの方。推定年齢40歳。
骨を調べると、とっても栄養状態が悪いことがわかったそう。この痩せ方じゃあ、簡単に想像出来る。

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そのお母さんの子がこちら。
お子さんもかなり痩せてる。当時の貧しさって相当なもんだろうね。

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当時のお墓の墓標。

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最後に自撮り。他の観光客の人に撮ってもらいました。

もっとミイラの数が多いかとおもったけど、そうでもなかった。イタリアのシチリアにあるカプチン派のカタコンベの方がずっと多かったです。そして、このミイラ博物館は完全に観光用。カタコンベのような神聖な感じは一切無かった。みんなピースで写真撮ってたもんね。

 

★ミイラ博物館への行き方とちょっとした情報★
イダルコ市場からケーブルカーと反対方向に進むとのカミオンのターミナルがあります。Momia?(ミイラの事)を連呼してMomia行きのカミオンを探し出し、乗車しました。10分ぐらいで目的地周辺。

 

11:00に到着してチケット売り場は長蛇の列で観光スポットでした。
帰りは博物館の真ん前の道路でセントロ行きカミオンを捕まえられるけど、頻度が少ないので、往路で下車した『Tepetapa通り』まで出た方がカミオンを捕まえた方が早いです。

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Tepetapa通り沿いにバス停のマークがあります。

往路で乗車した坂道が急なので、カミオンでのアクセスがBetterです。


今日も写真が無い中、最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ただ今のBGM 『Russians』Sting
曲名を聞かなくてもRussiaが想像できる。彼はやはり天才だ。