Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

コロンビア編 ボゴタ(6)貨幣博物館、こちらも無料の充実施設。

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リアルタイムはペルーのチクラヨ。夜行バス待ちでカフェでブログを書いてます。

 

ボゴタは首都だけあって大都市です。いろんな観光地があるんだけど、歩き方の情報はとっても貧弱。旧市街のメインの見どころぐらいしか載ってない。

 

今回は、ボデロ美術館横の貨幣博物館のレポートです。
この博物館も入場料が無料。観光客にはありがたい。
しかも、貨幣博物館、ボデロ美術館は複合施設で、他にも現代アートの博物館も併設していました。ゆっくり見ていると、半日はかかりますよ。

 

貨幣博物館はもちろんテーマは『お金』なんだけど、お金の考え方とか、お金ができる事で世の中がどのように変わったのかって事まで、わかりやすく説明してました。

さらにありがたい事に英語表記だったので、理解しやすい。

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お金という概念の無かった古代は、物々交換が主流。シンプルな交易方法ですね。

 

金山から金が採掘されるようになって、金で様々なアイテムが作られるようになった。

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これは鼻のわっか。現代の若者が使っているピアスとは意味も材質もまったく違うね。

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これは夢の黄金の埋蔵金のレプリカ。一時期、日本でも徳川埋蔵金がブームになったね。

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これは、正確に重量を量るグッズ。要するに天秤。
昔、理科の実験で分銅とか使ったよね。懐かしいな。

 

本格的に、黄金やシルバーのコインの作成の歴史は16世紀から始まったそう。

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作り方はいたってシンプル。溶かして、四角い型に入れて延べ棒を作り、ハンマーでたたいてシート状に伸ばして、型抜きというプロセス。

 

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まだ技術が未熟で、形は不揃いだったみたい。
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ちょっとずつ、外形が統一されてきてます。

 

コロンビアには金鉱があって、18世紀は経済活動の中心だったそう。
貨幣作りだけでなく、経済活動が盛んになって国内での交易も活性化した。
金の存在が、私たちの生活を一変させたのね。

 

コインの種類もいろいろあって、当時のコインであるCualtilloは今の1/32コロンビアペソの価値。商品の売買に頻用された種類のものらしい。

 

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よくある、2色使いのコインの作り方の説明。
写真撮ってたら、この時点で注意されちゃった。贋金作りに応用できるからかな?

 

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施設内は美術館、貨幣博物館、ボデロ博物館が一緒になって、売店を探すだけでも大変だった。

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やっと見つけたボデロ博物館の売店で、絵葉書を購入して観光は終了。

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無料の割には、とーっても見応えあり。
ボゴタ市内のエメラルド博物館よりずっと楽しかった。

 

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ただ今のBGM 『果てなき疾走』Final Fantasy 13 Original sound track