コロンビア編 ボゴタ(7)国立博物館 Museo Nacional ここも無料!
リアルタイムはペルーのチャチャポヤス。クエラップ遺跡のツアーに参加しました。
標高約3000mの所に、よくこんな町を作ったなぁと感心します。例えて言うなら第二のマチュピチュです。
歩き方のコロンビア編って本当にショボイ。コロンビア、エクアドル、ペルーと移動してきたけど、自分が住むなら断然コロンビアだね。
トランスミレニオのシステム、空港の豪華さ、長距離バスの豊富さ、町歩きしてても(変な所に行かなければ)治安の悪さは感じないし、おしゃれなカフェやレストランもいっぱいあるし、コロンビアって、自分の想像していた国と全く違う。
そのコロンビアの首都ボゴタにも、博物館の代表格である国立博物館があります。
なんてたって、入場料が無料でした。そこかい。。。
もともと刑務所だった建物をリノベしたそうで、確かに外観は重厚な感じです。
これが無料のチケットです。一応、チケットブースでもらってから入場します。
入っていきなりへんなアートに遭遇。
石の周囲に人間が座っている影が映っています。
原理はとても簡単、上階に女の子あが3人座ってて、3人の動きの影が1階に投影されているというわけ。きっと、これもアートなのでしょう。
博物館の1階は先史時代の内容で、徐々に近現代に移行していきます。
コロンビアの古代のお墓。
こんな感じに放射状に御遺体を並べたみたい。数千年経ってるので、内部はかなりぐちゃぐちゃ。
こういった出土品をかけら1個残さないようにして、丁寧に回収して元の状態を想像しつつ再現する、、考古学って気が遠くなるね。
紀元前の土器の割には、デザインが凝ってて、そして保存状態も良い。
コロンビアのPrehistoriaを代表する土偶(て読んでí良いのかわからんけど)。
この首の無い土偶にその後も何度もお会いすることになります。きっと、当時の流行のデザインだったんだろうね。
想像すると怖いけど、お腹の中に人間の首。
コロンビアの先史時代の土器って、丸くてぷっくりしてて可愛い。
先史時代の展示の流れで、農業の紹介コーナー。
家の建て方を紹介している模型。こういうの見ていると、ジオラマ作りたくなるんだよね。そういえば、昔、兄と戦争もののジオラマを作ったなぁ
別のエリアでは現代アート。さっぱりわからん。
この部屋は最先端の技術を用いて、視覚的、聴覚的にも訴えかけてくるような展示方法でした。
シャーマンの衣装の紹介コーナーでは、ホログラムでシャーマンの姿が浮かび上がってきた。
これは、キリスト教の厨子。細密画のように、細かな所までしっかり作られてました。
これは活版印刷の紹介で、後ろにこの印刷機を使っている人の影絵が投影されています。
こやって、1枚1枚印刷している様子を見るのもおもしろい。当時、素晴らしい発明だったんだろうね。
スペイン支配時代の紹介とか、キリスト教関連のアートの紹介。
宗教絵画って、当時の流行なのかもしれないけど、日本にはこういったタイプのアートって無いよね。
そして、近現代の偉い人の肖像画。
の割には、デスマスクは貧相。もう少し、髪の毛をサービスしてあげても良いのにね。
展示内容は、多岐に渡ってて、これは宝石、エメラルド。
ボゴタ市内にエメラルド博物館ってのがあるぐらいだから、コロンビアはエメラルドの産地。こんなの見ると『帯どめ返して~』ってのを想像して背筋が寒くなる。
お腹の中にエメララルドを溜め込んんだ土偶。
そして、展示内容だけでなく、その展示方法も感心。
手話の動画も所々、映写されてました。
コロンビアの産業を紹介するコーナー。
なぜか、様々な熟成度のプラターノの写真。そういえば、今夜の夕食もプラターノ(バナナ)でした。
日本人には理解されづらいと思うけど、焼きプラターノ(バナナ)のマヨネーズがけと白ご飯でした。これが美味しいんだよ。
2階だか3階だかは芸術に関する展示がメインでした。
こんなの見てもさっぱりだよ。テーマは一体なんなのだろう。
時代も進んで近代史に入ってきました。
もと刑務所だけあって、鎖とか足枷とか。
アビアンカ航空関連の展示。
これはどこかの病院のネーム入りの食器。
顕微上とか麻酔器とか。こういった骨董品的な物もいくつか集めたい。
国立博物館って、ジャンルが広すぎて展示しきれて無いって所が多いよね。
このボゴタの国立博物館も、展示内容がばらばらだったけど、まだ見やすい方だったと思う。館内は広すぎないので、それも良かったかな。
今日も最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。
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