コロンビア編 カルタヘナ(2)宗教裁判博物館(Palacio de la Inquisión)のレビューです。
リアルタイムはペルーのワラス。世界自然遺産のワスカラン国立公園の麓です。標高が高くて、ちょっと階段を登るだけでも息切れ必至。
ブログはコロンビア編のカルタヘナ。最大の目的はトゥクモ火山のツアーですが、市内にも宗教裁判博物館など面白そうな見どころもあります。今日は、その宗教裁判博物館の紹介です。
宗教裁判と聞くと、『魔女狩り』のイメージが強いですが、裁判所の用途は広くキリスト教の教理に反するような内容の本の取り締まり、ユダヤ人の迫害などにも利用されたよう。
宗教裁判博物館は1610年に建設された古い建物で、建物自体は南部のスペインの様式なんだって。コロンビアが独立するまで宗教裁判に使用されて、その後は博物館としてリノベ。
建物や装飾品も古さを感じさせます。
飾ってある絵画も、おどろおどろしい雰囲気を醸し出しています。
これは発禁処分になった本。コペルニクスの地動説についての本。当時は天動説が普通だったからね。
首枷。こういう拷問器具って、どんな思考回路で考えたんだろう。
人々の記憶に残り、最小限の材料で、最大の痛みを与える拷問道具。考える奴はやっぱり普通じゃ無いね。
この首枷。。アニメのブルドッグがしてそうな奴だよね。
中庭にはギロチン、
絞首刑のヒモ、
そしてギロチンの周囲には小学生の課外授業が。。。
意味不明の古代遺跡の彫刻がおいてあったり、ちょっとテーマがばらばら。
そして、2階にはなぜか萌えキャラ。
ほんと、テーマが一定しない。ここ宗教裁判博物館ですよね?
2階建で広いので、宗教裁判だけではネタ切れなのか、関係の無い展示が続きます。
ここからはスペインの入植前後の歴史の説明。
そして、クオリティの高い模型に心を惹かれます。滞在時間はじっくり展示内容を読んでも40分ぐらいかな?
博物館の目の前は公園になっています。
この公園では無料Wi-Fiがあるみたいでした。
見学を終了したら、何かのパレードが行われてました。
コロンビアの各地域の先住民の人たちが独自の衣装を身にまとい練り歩いていました。パレードの人たちは妙齢の人が多かったんだけど、みんなで大笑いしながら本当に楽しそう。こういった世代の人たちが元気な社会って良いなと感じました。
日没が近づいていきたので、旧市街を取り囲む城壁に向かいます。
そりゃあ、カルタヘナなんだし夕日を見たいでしょう?階段があって、城壁に登れるようになっています。
遠くには新市街が見えます。パナマの旧市街からの風景によく似ています。
そして、夕日。自分でこんなに夕日が好きだったっけ?ってぐらい、各地で夕日を見ています。
カルタヘナの夕日も素晴らしい。。。そして先日見た、ワンチャコの夕日は、もっともっと素晴らしい。
そのワンチャコの記事がアップされるのは一体いつなんだろう。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございまうs。
ただ今のBGM 『I Feel Joy』OMB