Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

エクアドル編 Cuenca(2)Ingapirca遺跡、初めてのインカ関連遺跡。

http://b.hatena.ne.jp/entry/image/http://d.haten/

リアルタイムはペルーのプーノ。プーノ→コパカパーナの移動中です。
ペルーは出国時に入国カードの半券が必要なので、取っておきましょう。

 

クエンカでどうしても行きたかった場所『インガピルカ遺跡』に行ってきたのでそのレビューです。
クエンカの長距離バスターミナルにある、Canastというバス会社が運行しています。

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おばちゃん仕事する気が一切ないね。

 

クエンカはバスターミナル使用料(50¢とかそれぐらい。)が必要です。

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1日4-5本?私は朝9:00頃発のバスに乗りました。っていい加減な情報でごめんなさい。

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普通の観光バス風。

日記を書くのを忘れてて、詳細不明なのです。バス料金:往路7.5$、復路4$。なんでこんなに値段が違うのか。。。

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確認したけど、このインガピルカってケチュア語でインカの壁という意味らしい。

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最初に入場料(英語ガイド45分含む)を支払い。これまた料金失念。歩き方は6$ってなってたけど、もっと値上がりしてたと思います。

 

ツアー開始まで時間があったので、先に博物館に行ってみました。

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遺跡全体の復元模型。予想外にこじんまりしていますね。

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出土した装飾品。英語の表記が無いので、さっぱりわからん。

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びっくり仰天しているツボ。これ、かわいいわ。

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双頭のツボ。想像するとこわいね。これらの時はプレインカのものじゃないかな。

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これも、かわいい。各家庭に一つぐらいあっても、いいかもね。これ見ていると、喧嘩する気がしない。

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怪しい照明に照らされたマネキン。私のツボです。

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これまた私のツボにはまるシャーマン人形(等身大)

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いやーこれはルチャですね。メキシコでルチャ見たかったよ。

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インガピルカだけでは、ネタ切れなのかこういった地元文化の紹介コーナーが充実してた。

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そして、この日は何かのお祭りなのか、馬が勢ぞろい。って、近づくと危ないので遠くから写真撮影。

ここから遺跡観光の始まりです。

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この毒々しい花の説明からツアーは始まった。これは、ドルミデーラという麻酔に使われた草。医術が進んでいたのは事実だけど、もっと他の使い方があったそう。後述。
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これは、貯蔵庫跡。コリカと呼ばれているもので、インカ道の16km毎にこういった貯蔵庫を作っていたそう。理由は、すべては王様のため。

王様:フレッシュな魚が食べたいよ。

侍従:おいお前、ちょっと走って魚持ってこい。

足軽(仮称)A:了解です。

てな感じで、全速力で海岸沿いまで魚を取りにいく。でも、体力が持たないので16km先の足軽Bに交代。そして足軽Bも全速力で16km走る。次の足軽Cに交代、、、を繰り返して、王様はフレッシュな魚が食べられる。って、そのためのコリカでもあるのです。(ガイドさんの説明では、こんな説明でした。)

 

インガピルカのある地方はカニャーリ地方と呼ばれてて、勇敢な人々だったらしい。インカのワイナカパという王様とカニャーリんお姫様が結婚したので、インガピルカはインカの一部に吸収されたのです。

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インガピルカ遺跡はインカの一部だったので、ちゃんと建物の入り口が三角形になってますね。この三角はインカ遺跡に特徴的なスタイルです。

インカ文明の一部なので、人身御供も日常茶飯事。生き埋めはつらいから、さっき出てきたドルミデーラっていう麻酔の草で朦朧状態にして埋めるか、命を奪うかしたんだって。

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遺跡全体を見渡せるミラドール。人が少なくて、遺跡っぽくて好き。

 

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他の参加者の人に撮影してもらいました。

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アルパカ?リャマ?ペルーを終了した今も見分けがつかない生き物。

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なんと遺跡に使われた石を建築資材として使っていたらしい。歴史的に重要なものなので、取り返してきたもの。石の真ん中の穴は柱を突き刺していたもの。あ〜もったいない。

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インガピルカの修復状況はかなり進んでいます。

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壁の石もぴったりと高技術。この辺りは、インカ文明の建築技術の高さが想像できる。

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とっても重要な神殿。石が緑色しているよね?銅が含まれているからなんだって。

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神殿前で写真。英語のツアーを聞きながら、メモして、他の観光客とおしゃべりしてってとっても忙しい観光でした。

 

今日も最後までおつきあい下さり、ありがとうございます。

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