ペルー編 (9)Huaraz Museo Arqueológico de Ancas訪問記
リアルタイムはリオデジャネイロに向かうバスの中です。オリンピックが終了し、カーニバルが始まる前にリオに来たという変なタイミング。どんだけ、人混みが嫌いやねんって自分でも思いますね。
国立公園やトレッキングがメインのアクティビティになるワラスですが、自分はあくまで歴女。博物館、遺跡を探します。
ワラスの観光案内所で博物館の存在を聞きつけて、やってきました。
正直、ワラスの博物館なんて期待していないかったけど、予想外に良かったです。ワラス近郊のチャビンデワンタル遺跡関連が多いかと思いきや、そうでもなかった。
ワリ文化の土器。顔と手足がついてる。
これは、確か説明にはAvancay近郊にある地上絵。ナスカが地上絵としては超有名だけど、Avancayにもあるみたい。個人的には、こっちの地上絵の方が興味あるわね。
チャビン遺跡コーナーは、専用ブースで仕切られてて別扱い。遺跡で見かけたトーテムポールのレプリカ。
失念、、文化の出土品。シンプル。こういう徳利って中が洗えないな、などくだらない事を考えつつ見学。残念ながら、地下の展示室は全てスペイン語表記のみでした。
私のイチオシはこの博物館の庭。マジで博物館は裏の公園が素敵。遺跡前にもアルマス広場があるんだけど、観光客でいっぱい。
草花はとっても整備されてるのに、人がいなくて静か。
ベンチもたくさんあるし、のんびりするにはもってこいだね。
でも、博物館らしくあちこちに石像が配置。
最上階は、ザ・ペルー的な展示。要するに、インカ文明とミイラと、ちょっとキモカワ展示です。
これはPreインカ時代の墳墓の再現。こういった衆人の目にさらされている骸骨を見て、『この人は一体、どこの誰なんだろう』って毎回思う。
何百年も経た後に自分が博物館で展示されているなんて、ご本人は思いつきもしなかったんだろうな~。
レクアイ文化の巨大レリーフ。デザインが子供の落書きみたい。
説明書きのイラストと照らし合わせてみても、子供の落書き度がアップ。
チャンカイ文化の土器もちょっと幼いんだよね。
これは、インカ文明の出土品。斬新なサンダル土器。こんなの初めて見た。
インカの測量技術の高さの説明。
測量技術というか、方角を調べるために使われた手技。彼らにとって、方角は超重要だからね。
そして、大本命のミイラ。そして、また同じ疑問が『どこの誰なんだろう?』
歴史とか、考古学って、ちょっと切ない気分になるね。
この博物館での、最もお気に入りアイテムはこの子。
どう?キモカワだよね。というか、むしろ凶々しさを感じる。。。呪いのアイテムか?
ちなみに、チャンカイ文明関連の品です。
ワラス近郊には、他にもウィルカワイン遺跡とか、イチックイルカワインっていうちょっとマイナー遺跡があります。これみて、またまた遺跡巡りに行きたくなった。
次回は、その遺跡訪問記です。
最後までお読みくださり、ありがとう。
ただ今のBGM 『The Boxer』Simon and Gerfunkel