ペルー編 (2)Lima Museo Nacional de Arquelogia Antropologia e Histria del Peru観光。
リアルタイムはブラジルのリオデジャネイロ。後、1週間程度でカーニバル開催です。
ペルーのリマには博物館と名のつくものはたくさんあるけど、Museo Nacional de Arquelogia Antropologia e Histria del Peruに行ってきました。最後に干し首の写真があるので、苦手な人は閲覧注意です。
広大な敷地の中に、各遺跡ごとにブースが作られてて、見応え十分。
プレインカ時代の物が多かった。学割で入場料5ソル。
壁に並んだCabesaで、チャビン文化だとすぐにわかるようになってしまった。今回の旅で、ペルーの文明にかなり詳しくなれた。
この博物館の重要な展示がテキスタイル。
布なのに、保存状態がよくてかなり驚いた。
穴があいちゃってるのもあるけど、全体的にどれもキレイ。
テキスタイルの柄、織り方、モチーフの説明など事細かに展示されてた。
1000年前の布地がこうやって、保存されて、当時の人たちの生活を想像できるって、不思議だな~。
テキスタイルの柄も微に入り細に入りって感じで、とっても丁寧な作りですから。
でもって、一番のお気に入りのパラカス文明コーナー。
これは、ミイラを横断図で説明したもの。
ミイラは着飾ってて、何層(確か7-8層ぐらい)もの布でグルグル巻きにされてたみたい。お墓の中に他の副葬品とともに、安置されてた。
これは、他のブースの再現コーナー。
マユの中に入った蝶々を想像させる。
プレインカの人々は来世を信じてたはず、じゃないとこんな立派な墳墓は作らないもんね。
2階はテキスタイルと外科手術?、頭蓋変形についてのコーナー。
幼少期から特殊な用具を使って、頭蓋骨を変形させてたみたい。
他にも、骨に穴を開けて治療したりと外科手術もさかんに行われてたそう。
麻酔してくれてるのか気になる。。。
展示のイラストでは、患者?さんが動けないように木の板にくくりつけられてた。
これは頭部変形に使われてた綿。よく残ってたもんだ。。こんな感じで長時間かけて、頭蓋骨を変形させていきます。中国でいうところの纏足と原理ま一緒。
変形させられた骨。骨が変形するということは、中の脳の組織も変形するわけで体にとって良いわけないよね。
これは、前頭部の変形の説明。
でもって、こうなる。変形しすぎ。
これは刺青の説明。
手のひらとか、デザインも変わってるね。現代の刺青とは、異質。
顔面にカラー入りの刺青。
別のブースでは兵馬俑の展示。
中学生の頃、市内の徳島そごうに兵馬俑展が来たので嬉々として見に行ったのを覚えてる。
そして、ペルーの近代史のコーナー。
大事なテーマなんだけど、なんせ広いので駆け足になる。
ペルーの他のエリア説明。
これは、クエラップ遺跡の再現。実際に自分が目にしたものだと、理解に助かる。
墳墓のお面。でかい。
そして、最後は干し首さん。いいね~。
撮影可の博物館なので、後から見返しても楽しい。2度おいしい博物館ですね。
最後までおつきあいくださり、ありがとうございます。
ただ今のBGM 『Lemmon』U2