中欧編 Bosnia-Herzegovina(5)イスラム系の伝統家屋見学、お墓も見つけてしまったという話。
次の観光スポットは、ボスニア・ヘルツェゴビナ(以下、BHと略)の伝統家屋を見に行ってみました。
今日取り上げる見所スポットは、イスラム教徒が住んでた伝統家屋。
先に、説明しておくと、サラエボは宗教によって居住エリアが違います。
要するに、民族毎に住んでる地区が違うって話。ミリャツカ川より南の地区にはセルビア人が住んでる(って聞いた事がある)。
ちょっとした高台にあって、坂道をのぼる事になります。
2階立ての平屋風の家で、土地の少ない日本の都市部からみれば贅沢。階段を上がって2階部分から見学開始。
女子用の部屋(だったと思う。)イスラムでは、女性が男性の家族以外の男子と接触するのは禁止。部屋も男性用と女性用に分かれてます。
部屋がたくさんあって、細い廊下がくねくねと走ってます。迷子になる~って思ったけど、これも女性を守る為。
来客はほぼ100%男性。おもてなしするのに、家族の女性が姿を見られずに済むように動線が違うという事でした。
台所。
これも台所の写真。右に見えてる水玉模様は、オーブンというかストーブ。
暖房器具も兼ねてて、このストーブの後ろは寝室になっています。表面の凸凹は、表面積を増やすことで、熱効率を良くする目的、そしてもちろん装飾の意味もあります。
土地の権力者の家だけあって、台所も2個ありました。
2階のテラスから。
お客さんを迎える居間。敷地内の一番、日当たりの良いスペースに作られてて、壁の装飾も見事。
地下の食料貯蔵庫。
この部屋の真ん中には布団が敷かれてました。
イスラームの死生観について書いてあった気がする。忘れちゃった。
Wiki先生に聞いてみたら、イスラムは火葬は厳禁で、土葬が一般的。おもしろい。
こういうの、調べだすとキリが無いわ。
帰りにみかけたモスクと墓地に行き当たりました。
次回はちょっとイスラム教における死生観について掘り下げてみたいと思います。
では!