Washington,DC ワシントン2日目-2 National Museum of Natural History
前回のNational Museum of Natural Historyのレポートの続きです。最初に興味大ありのミイラコーナーに行ってしまい、その後はおまけ的な見学になってしまいました。
地学コナーに入ってしまいました。ニューニーランドのタウポで火山活動センターに行った時に、自分は地学に全く興味が無いことがわかりました。
地球の断面。
そして月の断面。なぜ、月の断面がわかるのか?とか考えながら見学。
まあ、科学の進歩のおかげでしょうと納得しました。
これは火山から流れ出た溶岩が冷却されて、この様な六角柱になるらしい。
確か、イギリスだかスコットランドだか、アイルランドだかにあるんだよね。
そこにも行ってみたいな。
様々な鉱物や石が展示されています。私には、鉱物よりも、鉱山の歴史の方が面白い。
研究用の掘削はこのように行われていたみたい。模型だけど、掘削の様子です。
鉱石もミネラルの違いで、こんなに毛羽立った鉱物ができたりする。
なんとなくタランチュラが想像され、またもや鳥肌。
女性が好きな(男性も好きかもしれないけど)鉱物、宝石コーナーです。
おばちゃんくさいけど、オパールが好きなんですよね。
原石があれば、アクセサリーに加工されているものもあります。
エメラルドのネックレス。肩が凝るだろうな、ぐらいの感想しかもてませんね。
あと、『返して私のエメラルドの帯留め~』が思い出されたて、またまた鳥肌です。(わかる人にはわかるネタ。)
このネックレスはアンジーがスミソニアンに寄付したもの。私見ですが、売りさばいてユニセフに寄付した方が良いんじゃ無い?と感じたりも。。。
サファイヤも石が大きい。綺麗とか、良いなとか感じません。
心のどこかで、全部イミテーションでは無いのか?とひねくれた考えがあります。
マリーアントワネットのイヤリング。フランス革命で処刑されたフランスの王妃のイヤリングがなぜアメリカにあるのか。。政治的な意図が感じられてなりません。
このエリアは常に人で混雑。写真もおちついて撮れないのでブレブレです。
これは、ナポレオンがジョセフィーヌに送ったネックレスと冠です。
やっぱり、なぜフランス皇帝の妃の冠がアメリカにあるのか?疑問に思います。
どうでも良いですが、ナポレオンの妃のジョセフィーヌって出身地がどこか知っていますか?当時のフランス領のカリブの小さな島の出身なんです。彼女の人生もサクセスストーリーですね。
そして、1階の動物達コーナー。虎が上から襲いかかってきます。
キリンが水を飲んだり。。ちなみにこれは全て剥製でした。
うさぎがあわてて逃げています。木の根っこで転ばない様に祈ります。
ももんがジャーンプ。
これはオーストラリアの固有種、ディンゴ。犬?狐?みたいな顔立ち。
有袋類がこんにちはしています。
有袋類のミルクって、子供の成長に合わせて成分が変わるんだって。
人間なら月数に合わせて、いろんな種類のミルクが売られていますが、生命の機能としてミルクの成分が変わるなんて、この点では人間よりよっぽど進化しています。
コウモリが足に噛み付いてきたり。
お花の蜜を吸ったり、
子鼠を食いちぎったりしています。
そして、アップ。子鼠の肌色や手のだらんとした感じがリアル。今日何度目かのゾクゾクです。
山猫(Lynx)。手足の先端が大きい。猫には見えないな~
Lynxでもアッシュリンクスの方が好きです。
雪の中で眠る狐。白が綺麗ですね。おそらく毛皮目的に乱獲という歴史があるにちがい無い。そして、富豪のおばさんのコートになるわけだ。
人類の起源のコーナー。個人的に楽しめたエリアです。
これは、干し首ではありません。類人猿の一種の復元です。
起源が古く、横から見ると脳の容量が少ないことが推測されますね。
より、進化した種類です。
歴代の類人猿の頭蓋骨一覧。
これは私たち現代人の頭蓋骨。
これ、アウストラロピテクス。歴史の教科書にも出てきました。
脳みそ小さいですし、全体的に猿感が出ています。ホモサピエンスとの頭蓋骨の比較もできて、楽しい。
疲労がたまっていたのですが、午後はアメリカ歴史博物館にハシゴしました。
そのレポートは次回にお伝えします。
最後に本音のコーナーです。。。
あまりにも有名なこのスミソニアンですが、私にはがっかりな内容でした。動物、地学、鉱物、海洋生物、人類の起源、アフリカの文化、ナショゲオっぽい写真の展示、昆虫などテーマがばらばら。展示物の幅が広すぎて雑然としててわかりにくかった。海の生物のコーナーなんか、本当にお粗末でした(失礼な言い方かもしれないが、これが本音。)
それと、世界中から観光客があつまるので、言語以外の説明(イラスト、模型、触れるもの、画像、動画)をもう少し試みるべきでしょう。
英語ぐらい読めて当たり前なんだろうけど、読めないし、話せない人もいっぱい来るんだから、『建物が大きい』『収蔵品が2万点』ってだけでなく、受け入れ体制を広くして欲しいな。
なんせ広いので、見学者は疲れてきます。疲れた見学者に『もういいか』って思わせない様な展示を目指して欲しいと思います。
博物館大好きなのですが、『もういいか』って思ってしまった。
そして見学者側に対しては、無理に興味の無いところは見なくて良いと思います。興味のあるものをある程度絞ってから来館した方が効率よく回れる。
ディズニーランドと同じです、どのアトラクションから回るかって計画を立てるよね?最初の計画が大切です。
~スミソニアン国立自然史博物館情報、National Museum of Natural History~
・10時開館で、手荷物検査とX線検査があります。
・荷物預けなし。スーツケース持って来きちゃったという人はスーツケースとともに見学になるので注意。実際に何人かいました。
・10時15分には検査待ちの長蛇の列になるので、10分ぐらい前に到着するぐらいでちょうど良いと思います。
・学校のイベントか学生さんが多い。
・ホープダイヤは金曜日、土曜日、日曜日のみ閲覧可能。
・サーキュレーターの赤Lineの乗り場が正面でて少し左に歩いたところにあります。停留所の番号失念。
今回も最後までお読みくださりありがとうございます。
ただ今のBGM 『Learn To Fly』Foo Fighters