Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

アフリカ編 タンザニア② 市内交通移動の紹介。

リアルタイムはイングランドマンチェスター
物価は高いイングランドだけど、今は£安(1£=140円ぐらい。)でちょっとお得に旅行できています。

タンザニアのダルエスで利用した市内の交通手段についての解説。(自分が乗ったものだけです。)


★市内の移動:トランスミレニオ? 正式名称不明。

ダルエスにも専用レーンを走るトランスミレニオ的なバスがあるけど、常に満員状態。

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1回=650シリングで利用可能。タクシーやトゥクトゥクに比べると半額以下で激安。

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路線は1本で、ほぼ直進なので降り場所の判断は困らないと思うけど。。。

ダラダラ(コレクティーボ)みたいに、市内をうろうろ走らず、ほぼ直線で走行するので、まだわかりやすいかな。

『Maps.meで現在地を確認してから降りる』なんて、絶対にやっちゃだめだよ。スマホ持っている事がばれちゃうからね。

 

1回だけ乗ったけどスリ対策で常に緊張してて、神経が疲れた。治安の面から見ても、正直おすすめできません。
とある女性は私のサブバックをじーっと見つめてたからね。どう考えたって、だれが見ても私のサブバックの中には『何か高価なものが入ってる♥?』って思うよね。

乗り方:バス停に入り、乗車前に専用窓口でチケットを購入。

改札の赤外線にバーコードを読み取らせて、ゲートが開いた後に乗車します。

乗客からチケットを受け取って、バーコードを読み取らせる専用係が居た。無駄だな〜と思ったけど、時間短縮と雇用対策かなとも思った。

 

★市内の移動:トゥクトゥク

第三国ならお馴染みのトゥクトゥクタンザニアでも走ってましたが、以外と数が少ない。結局1回しか乗りませんでした。

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事前に値段の交渉制。ウブンゴバスターミナルや空港、タザーナ鉄道駅に向かう場合、値段が跳ね上がります。
タクシーよりトゥクトゥクの方が安い(はず)です。
参考価格:セントロ〜タザーナ駅まで乗車して6000シリングでした。

トゥクトゥクはOpenで爽快気分で走ってくれるけど、顔が砂埃だらけになる、物乞いや路上売りがアジア人と見るや近づいてきてofferしてくるひったくりにも注意しないといけないし、神経使う。
治安面から見てタクシー移動のほうが安全だと思う。

 

★市内の移動:タクシー
これも、行き先で値段が跳ね上がります。
空港→セントロは1回35,000シリングでした。値段の交渉には幾つかのポイントがあります。

 

練習問題:値段交渉の際に悪徳運転手が『Thirty』と言ってきた場合の正しい金額を選べ。

①30円

②30ドル

③30タンザニアシリング

④30,000シリング

 

答え:運転手側→②30ドル(3336円) 乗客側→④30,000シリング(1500円)

円に換算すると倍額も違います。支払いの時に、30ドルだ!とか言ってくるので単位を確認しましょう。

30,000シリング=『Thirty milシリング, per 1 ride?』が模範解答かと思います

Per personかPer rideかで値段が大幅に変わってきます。

 

参考価格

空港→セントロまで30,000シリング。
セントロ→ウブンゴバスターミナルまで10,000シリングでした。


タクシーの運ちゃんは、え?って思うような金額を初期提示してきます。相場の3倍とかよくある。幸運を祈ります。

 

対策
・平均価格をホテルのフロントでチェックしておく。(情報の信頼性からすると、最終的にはロンプラ、歩き方がBetter)
・交渉前に自分で許容できる金額を先に決めておくこと。
・自分の希望金額を一番最初に提示すると、もはや希望金額では乗れないです。
 なので、希望金額より低めの価格を提示。
 (20,000シリングで乗りたいなら15,000シリングの値段を提示する。)
・値切りすぎると運転手の機嫌が悪くなり、移動途中で何されるかわからないので控えめにしておく。相場より、2-3割り増しの価格なら成功としましょう。
・運転手選びが一番大事。車がきれい、身なりがきれい、アルコールの匂いがしない、ラリってない人を選びましょう。

 

★市内の移動:バイタク
参考価格:タザーナ駅からウブンゴバスターミナルまで5000シリング。
トゥクトゥクが見つからなかったので、しょうがなく乗車。

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タザーナ駅近辺は列車の発着時刻以外は、人もいなくてタクシーを見つけるもの大変でした。

ヘルメットは貸してくれます。パナマ風ハットの上にヘルメットを被るという、この上なくイケテないスタイルで乗る羽目になりました。

 

★ダラダラ

タンザニアのコレクティーボはダラダラと呼ばれていますが、ミニバスでも通じました。

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結局、治安の面でダルエスでは1度も乗りませんでした。ザンジバル島で2回ぐらい乗りましたが、乗り心地ヨクナイ。。。

ミニバスタイプ:常に満席。補助席はもちろん、4人掛けに5人座るなんて日常茶飯事。1座席、1人なんて考えかたはローカルの人も持ってなくて、みんな快く座席を詰めてくれました。

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トラックタイプ:こちらの方が人気が無いのか比較的、ゆったり座れた。ただ埃まみれは覚悟。

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どのタイプも値段はあって無きが如し。観光客なら数倍の金額をふっかけてくるので上手に、相手の機嫌を損ねる事なく値切りましょう。荷物代金を徴収する運転手もいます。平均価格は1回乗車で2000シリング。

 

タンザニアの、主にダルエスサラーム内の交通手段について紹介しました。
みなさんの健闘を祈ります。
では!

アフリカ編 タンザニア① 入国拒否されたという話とその対処法。

リアルタイムはアラブ首長国連邦エミレーツ航空利用で、ドーハ国際空港にいます。
国民の平均年収が1000万円という、超お金持ちの国。くじ引きの景品がベンツだったり、一戸建てをプレゼントしたりと裕福すぎる国。

 

アフリカ編の初回のテーマはタンザニア入国拒否のネタで。。。

   

以下、ビザ発行窓口のネエちゃんとの会話。

私:Hello (o'∀’)ノ
係員(以下ネエちゃん):Hello。( ̄^ ̄)
  じっくり私のパスポートを見ながら、、、リターンチケット持ってる?
私:持ってません (´ ’ω' )。
ネエちゃん:どうやって帰るの? ( ̄‥ ̄)
私:陸路で他の国に移動します (´ ’ω' )
ネエちゃん:だったら、バスか鉄道の予約はしてる?( ̄   ̄)
私:これから予約購入します (´ ’ω' )
ネエちゃん:はあ~(ため息の音ね)( ̄д ̄) 。飛行機のリターンチケットが無いと、ビザ発行できないわよ。リターンチケットを準備して。
私:え~!だから、陸路で出国します。 (=ω=;) 
ネエちゃん:だめ、飛行機で来たんだから、飛行機のリターンチケットがいるのよ。( ̄‥ ̄)

 

全くもってネエちゃんの思考回路がわからん。
乗せてきたカタール航空の職員が、『片道の航空券のみで飛行機に乗せてくれない』っていうのなら理解できる。

『片道航空券で入入国拒否された場合、乗客の帰り航空券は、搭乗を許可した航空会社の負担になる』という取り決めがあるから。


出発地のパリでチェックイン時に、航空会社の係員に『片道航空券では飛行に乗せられない』と言われたのを思い出した。その時は『陸路で移動する』と説明して、飛行機に乗せてもらえたのに。

 

別に飛行機だろうが、バスだろうが出国すれば問題無いと思うんだけどね。
でも、ネエちゃんは『空路で入国なら空路で出国』にこだわってる。
しょうがないので、空路で第三国に抜けるチケットを準備することに。

 

ネット屋に行くのに、イミグレの係員の許可を得て入国させてもらった。
入国許可なしで入国させるだなんて、こんなことが許されるんだとあきれたわ ( ̄ω ̄;) 。

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イミグレの審査官は、『通って良いよ』だって。

 

空港敷地内のネット屋で、ダルエス→ナイロビ行きの航空券(約12000円)を捨てる前提で購入。
ネット環境の悪いタンザニアで、キャンセルやリファンドがサクサクできるはずもないので、安価のチケットを購入して捨てるのが確実と考えたのだ。

 

予約完了メールの紙媒体をイミグレに戻ってネエちゃんに見せるが、まだ許可が下りない。

 

ネエちゃん:出発地に戻る航空券がいるの。あんた、ドーハから来たんよね?
  ならドーハに戻るチケットがいるのよ(`д´;)
私:。。(入国審査官に反論してもロクなことが無いので、沈黙、困ったふり。。)

 

ネエちゃんは上司に私の処遇をどうするか相談。そして上司が登場。

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上司:(ダルエス→ナイロビ行きのチケットをみながら)
  あんたナイロビ行きのリターンチケットは持っているのか?
私:持ってないです。日本に帰るので、ここには戻ってきません。
上司:日本行きのチケットは持っているのか?
私:まだ購入してません。タンザニア滞在中に購入します。
上司:ダルエスサラーム→ナイロビに空路で入るなら、ナイロビからダルエスサラームに戻るチケットがいるんだ。

私:。。。(沈黙、困ったふり)

 

こいつらの頭の中に『世の中には片道航空券で旅行している人がいる』とか、『オープンジョーチケットの存在』とか『第三国に抜ける航空券』という概念は無いのか?
彼らのルールからすると、ダルエスから出発する人は、常にダルエスに戻る事になるわけで、永遠にタンザニアから出国できないじゃ無いか。

 

その後も、出発地へのリターンチケットが必要だという事をこんこんと聞かされたが、最終的に入国許可が下りて、Arrival VISA(50USD)を発行してくれた。


その発行してくれたVISAがこれ。

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Poorでゴミかと思ったわ。
私以外にもヨーロピアン3人も入国拒否されてて、私と同じ目にあわされてた。

 

タンザニアは空路で入国する場合、『出発地への航空機リターンチケット』か『第三國へ抜ける航空券』が必要という事です。

では!

南米→アフリカ移動中に利用した有料ラウンジの話。(マドリッド、パリ、ドーハ)

リアルタイムはミラノ行きの飛行機の中。

 

空港の有料ラウンジネタ。
出発後の数ヶ月はラウンジも珍しくて、楽しかったけど最近は別に~普通、慣れた~な感じになってしまっている!


マドリッド国際空港、シャルルドゴール空港、ハマド国際空港のラウンジ情報をまとめておきます。初心忘れず、しっかり旅の記録を残さねば。

 

マドリッド国際空港
AirsideのターミナルEにあった(と思う、あやふや)
食事はゴージャスで、カットフルーツ、ミニパンやデニッシュが豊富で美味い。Hot mealなし、コーヒーは本格的なエスプレッソだった。システムのトラブルでwifiが使えず困った。


メキシコシティのラウンジでシャワーを使って以来、有料ラウンジでは必ずシャワーを浴びることにしてる。

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潔癖症では無いけど、毎日シャワーを浴びたい人。シャワー室は受付に声かけすると、鍵を開けてくれます。

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バスアメニティ付き、なんとバスローブ付き!そして、ちょっと仮眠ができりょうなカウチもあった。


②シャルルドゴール空港
保安県検査を過ぎてビルの10階?という不思議な場所にあります。

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おフランスの空港内の有料ラウンジなので、カメラで写真を撮りにくく入り口だけ。。。

ホットミール無し。ミニパンとか、チーズやクラッカー、ポテチとか。しょぼい内容。飲み物は普通。ホットコーヒーとか、炭酸系、ワイン、ビールなどのアルコール類など。

ビルの10階という立地からBording Gateまで距離が予想しにくく、Boarding開始の時刻に遅れそうになった。こんな時に限って出発時刻が20分遅れるとは。。。

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普段から徳を積まないといけないとという事か。走った労力を返せ。

 

③ハマド国際空港
目印の巨大テディベアに向かって右のエスカレーターでPriority Passの使える庶民派有料ラウンジに入れます。
左のエスカレーターを上がると、選ばれた人間しか立ちいる事が許されないFirst Class Lounge。。

最初、庶民はラウンジに向かったけど、なんと!なんと!なんと改装中で『First Class Loungeを使って下さい』だって。

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人生初、そしてきっと最後であろうFirst Class Lounge。
でもする事は、まず『シャワー』。

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Beaucoup(フランス語=Very Much、とっても)Tシャツを着て、First Class Loungeでウロウロするのは恥ずかしいね!

今さら気づいたけど、Beaucoup(フランス語=Very Much、とっても)と書かれたTシャツを着たアジア人の私が、シャルルドゴール空港をウロウロしてたんだね。
逆の立場で考えると、フランス人が、日本語で『とっても』て書かれたTシャツを着て成田空港を歩いてるのと同じ。観光客丸出しで、今更ながら恥ずかしい。

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だれにも見つからないように、隠し撮りしたFirst Class Lounge。
中東なので、石油王とかマハラジャ(実際のマハラジャはインドだけど、あくまでイメージ)がいるというイメージだけど、意外と普通の人々ばかり、そして、恐ろしいくらいに静か。10億国人がいなかったからだと思うけど。

では!


いったいいつからアフリカ編が始まるのだろう。。。。