Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

キューバ Santiago de cuba編 (2)  モロ要塞観光とモンカダ兵営博物館のレビュー。

http://b.hatena.ne.jp/entry/image/http://d.haten/

リアルタイムはエクアドルのキトです。インディヘナ率がグッとアップ。おじさんもポンチョを着てたりして、南米だな~。

 

前回はグダグダとモロ要塞までの自力アクセスについてのレビュー。今日は、モロ要塞の観光と、モロ要塞の後にハシゴしたモンカダ兵営博物館のレビューです。

 

モロ要塞の正面入り口。

   f:id:nekontan:20161023004135j:plain

お堀にかかる桟橋を渡って、入場。入場料4CUC。

ばっちりHyper touristicで観光客でごった返ています。

   f:id:nekontan:20161023004156j:plain

要塞だけあって、軍事関連の展示がメインです。

米西戦争時代の古いものから、比較的あたらしいキューバの独立戦闘のものまで。

   f:id:nekontan:20161023004223j:plain

キューバ革命に関する展示は無かったです。

   f:id:nekontan:20161023004242j:plain

偉い人の像。よく見ると、こういう展示って怖いよね。首から上がポンポンポンと3つ並べてあるわけだし、、、

     f:id:nekontan:20161023004342j:plain

要塞以外にも病院として使われたのかも、車椅子が展示されてました。

   f:id:nekontan:20161023004401j:plain

屋上には大砲が。どこの要塞に行っても必ずある一品です。

   f:id:nekontan:20161023004424j:plain

サンチアゴ方面の景色。ジャングル感が出てます。

そして、この景色が一番です。

   f:id:nekontan:20161023004445j:plain

これは、要塞から向かい側の半島方向の眺めです。海岸線が綺麗です。

   f:id:nekontan:20161023004457j:plain

私が歩いてきた、船着場からの道も見えます。

世界遺産にもいろいろありますが、このモロ要塞はHypertouristicでした。ゴスペルソングのCD売り込みイベント、モロ要塞には関連の少ない絵画の展示即売などなど。
あまり興味が無いので、スルーです。
私にとって、モロ要塞見学より、モロ要塞到達の方が重要だったでしょう。

 

まだまだ日は高く、観光時間も残っているので頑張って観光を継続です。

セスペデス公園からViazulのターミナル経由で7月26日モンカダ兵営博物館まで『徒歩』で行ってみました。この日の万歩計は26000歩、18kmぐらいになってました。
でも、体重が一向に落ちないのは何故か。。。

 

Viazulのターミナルから東に伸びるPaseo de Marti通り沿いにモンカダ兵営博物館まで歩きましたが、大通沿いの割には怪しげな人達を何人か見かけたので、手荷物には注意です。

   f:id:nekontan:20161023004701j:plain

途中で日本庭園に遭遇。写真の角度によっては、日本庭園だね!って言える。

   f:id:nekontan:20161023004704j:plain

別の角度から写真を撮ると、日本庭園にしては残念な感じになってしまってます。

モンカダ兵営博物館は広大な敷地の中の一部分です。入り口を間違えると、体力を数られます。周囲の人に聞いた方がBtterです。

   f:id:nekontan:20161023004835j:plain

入り口の正門。

   f:id:nekontan:20161023004839j:plain

写真の階段の奥がエントランスになっています。

   f:id:nekontan:20161023004841j:plain

確かに、銃弾のあとが生々しいです。ちなみに、この博物館は館内撮影禁止なのです。

途中でドイツ人男子3人組と一緒になりましたが、武器弾薬を見て熱く語っていました。そして、写真も撮ってました。ミリオタなのでしょう。

 

モンカダ兵営の襲撃はキューバ革命の始まりです。しかし、この襲撃は失敗に終わります。この襲撃で革命兵士の誰が、いつ、どこで、どのように亡くなったのかという詳細な記録が残されていました。写真もかなり生々しいもので、撮影禁止ってのも頷ける。

 

兵営襲撃後の写真だけでなく、捕虜となった革命兵士の壮絶な拷問の写真や(写真のQuolityから再現だと思うけど)、痛手を負った兵士達の写真を見てて、本当に胸が痛みました。

 

後に、これらの残虐非道な写真が、マスコミを通じて国民の知る所となり、一気にバティスタ政権打倒の気運が高まります。って、おたくっぷりを発揮してしまいました。

 

首謀者のフィデルも囚われの身となりますが、よく処刑されずに済んだもんだ。
土産物屋さん、露天商ではゲバラグッズばかりで、ゲバラ人気がうかがえます。しかし、こういった博物館では本当にゲバラ関連の内容が少ない気がする。

 

ゲバラを中心にした展示はサンタクララの霊廟併設の博物館と、ハバナカバーニャ要塞内のゲバラ博物館とかゲバラ邸ぐらいでした。ゲバラファンにとっては、物足りない博物館かもしれません。


今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ただ今のBGM 『Rock and Roll』Led Zeppelin