Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

ペルー編 Chicvlayo(3) シパン博物館とHuac Rojadaの報告。

http://b.hatena.ne.jp/entry/image/http://d.haten/

リアルタイムはボリビアのラパス。主だった観光が終了。周囲の人々はクリスマスで浮かれている中、私はひとりぼっち孤独、、、でも無いか。

 

チクラヨの遺跡関連スポットって、充実している。いくつも、いくつも見るところがある。何かにとりつかれたかのように、毎日毎日、遺跡や博物館巡りをしていました。

今回は、シパン博物館とHuaca Rojadaのレビューです。行き方は次回の最後
にまとめてます。

 

チクラヨ市内からミニバスに乗って向かいます。

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この壁の向こうに巨大な、コレクティーボ乗り場?ミニバス乗り場があります。

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シパン行きは周囲の人に聞けば、教えてくれます。バスもわかりやすく、シパン行きの札が出ています。

 

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全員がローカル。リュックを背負ったアジア人女性なんて私一人。
例によって行商攻撃にあい、お菓子を買っちゃった。

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博物館のエントランス。ここも、世界遺産だけあって、クオリティの高い展示内容でした。

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出土した土器。真ん中の壺のデザイン良いね!気に入った。

 

他にも、鉤十字的なデザインの壺があった。

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この鉤十字デザインの壺は、後にも先にもこれしか見かけなかった。珍しい。ナチスとは何の関係も無いと思うけど。

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出土品には、食べ物をかたどった物も多くて、とうもろこし、サボテン、アボカドなどなど。こういった食べ物を元にした、土器は他の文化(モチェとかシカン文化とか)でも一般的にみられます。

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これは、王様の頭飾り。なんか、日本の兜を想像させるデザインだね。
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小壺達、、、たくさんならぶと可愛い//

 

そして、お決まりのお墓コーナー。

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庶民のお墓はいたって、シンプル。

 

少し偉い人のお墓、装身具を身につけていますね。

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墳墓の場合、出土した品から、その人の職業が特定できます。

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彼の場合は、メイスが出てきたので元々は神官だった人。
そのお墓のイメージ図。

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一緒に埋葬された人もいるみたい。やれやれ。

 

シパン文化には、めっちゃ偉い王様と普通にえらい王様がいたんだって。
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これは、多分普通に偉い王様のマネキン。

 

incaの文化の何が好きって、イラストのデザインなんだよね。

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かわいいよね。

 

これはイグアナの神様。そして、その土器。
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もう、かわいすぎる。

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そして、金ぴかのおそらくめっちゃ偉い王様のマネキン。

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少し位が上がると、墳墓もぐっと豪華。日本でも同じだ。。。

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悲しむ人々。こういった、当時の人々の感情を含めて展示すると、臨場感がアップ。

ここの博物館も訪問者は私以外に2人という、閑散ぶり。
でも、とっても楽しい場所でした。


次回は、すぐ横にあるHuaca Rojadaのレビューです。

今回も、最後までありがとう。
ただ今のBGM 『Everybody Hurts』Avril Labigne