ペルー編 (5)Huaraz 旧Yungay、慰霊公園の訪問記。
リアルタイムはブラジルのボニート。プラタ川のアクティビティに参加するためだけににはるばるフローリアノポリスから移動してきました。
ラグーナ69トレッキングを兼ねて、ユンガイ観光をしたのでそのレビューです。
ユンガイは1970年に大地震と火山の噴火により、壊滅した町です。現在、その悲劇を後世に伝えようと慰霊公園が整備されています。
通称、旧ユンガイが壊滅したユンガイで、現在のユンガイは旧ユンガイから2km離れた場所にあります。新ユンガイからトゥクトゥク(2ソル程度)に乗って慰霊公園を目指します。(ユンガイへの自力アクセスは別項目のラグーナ69の記事を見てください。)
入り口。入場料5ソル。
慰霊公園のちょうど真後ろにワスカラン山がそびえてて、威厳を感じる。
天気もいいし、息を呑むほどの綺麗な山ですね。
悲劇に見舞われた地で記念写真なんて不謹慎ですが、記録として撮影。
園内のあちこちで慰霊碑や慰霊塔を見かけました。
これは、土石流に押しつぶされてしまったローカルバス。朝だったらしく、多くの通勤客が乗車していたそうです。胸が痛くなります。。。
これはユンガイの教会で、変わり果てた姿になってた。
学生さんの課外授業や、ペルー人の訪問客も多数見られました。でも、外国人観光客は私一人でした。
これは、慰霊公園にある集団墓地。
ペルーに良くあるスタイルのお墓です。献花も絶えないそう。
墓地から眺めたユンガイの町。約50年が経過した現在の様子です。完全に復興を遂げた人間ってたくましいなと感じました。
でも、慰霊公園の後ろのワスカラン山を見ていると、自然の前では人間なんて無力なのだとありきたりの事実に気づきました。
集団墓地の頂上にある像。ラグーナ69だけ行って帰っちゃう人が多いけど、ユンガイは静かで落ち着ける町なので、1泊ぐらいしても良いと思います。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ただ今のBGM 『Silent』SPECIAL OTHERS