Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

Faroe Islands編(12)滞在日記  Torshavn④ Norsoy islandショートトリップ。

フェロー諸島に来るのに、他にも目的がありました。
パフィンという鳥を見ること。

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これがパフィン=ニシツノメドリ(写真は借り物)。見たことあると思います。このパフィンが夏の間にフェローで、産卵と子育てをするのです。時期が合えば、すごい数のパフィンがみられるらしい。

 

近場でパフィンが見られそうな場所を探してみました。

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このNolsoyという島に、パフィンのイラスト発見。

聖週間で船の便が激減してて、9時発で13時帰着の1便しかありませんでした。

 

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早朝に我が家を出発。家を出た時点でNolsoyが見えてました。

 

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乗船券は船の船員さんから直接購入します。往復で40クローネ。700円

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極普通のフェリー。さすがに、雑魚寝スペースはありませんでした。

 

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甲板に上がってみました。デンマークの国旗がたなびいて、背後にTorshavnの町が見えてますね〜。

 

乗船時間30分でNolsoyに到着。

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人口210人ぐらいの、小さな小さな島。。。
フェリーが到着した入江の海水がきれいでした。全く、汚染無しな印象です。

 

船着き場に到着して、スカーフを巻いた上品そうなおばあさんに話しかけられました。
『寒いから、建物の中にはいったら?トイレもあるよ?』
『ついたばかりで、パフィンを見に来ました。』
『あらら〜。パフィンの季節にはまだ1ヶ月ぐらい早いよ。』
『え〜、1羽もいないのかしら?』
『島の南側にコロニーがあるから行ってみたら?』
寒さへの気遣いや、場所を聞く前に営巣地の場所を教えてくれたり、道や方角も教えてくれました。親切だな〜。

 

てことで、パフィンを探しに島の南側に行ってみます。

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南側に墓地がありました。生活にも厳しそうな島ですが、こうやってこの地で亡くなった人の人生を考えると、なんとも寂寞とした気持ちになります。

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テンションが上がってる証拠の自撮り写真。

 

にしても、、、パフィンは1羽もみあたらない。
前後をみても、私以外には、欧米系の屈強そうな女子二人組のみ。

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島の真ん中を南下するルートがMaps.meにあったから、とりあえず道に沿って歩いてみます。

 

やっぱり一羽も見当たらない。。。やってくるのは5月かららしいから、今日は1ヶ月早い4月。ちょっと勘違いして、早く来ちゃう子もいるかと思ったけど、自然の習性ってやつは甘く無いね。

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しょうがないので、途中でUターン。あ〜空振りかよ〜。

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がっかりだけど、素晴らしい景色(⬆︎借り物写真。。。)が見られたからそれだけでもいいや〜。

道らしき道は無くて、ちょっと畦道っぽいのが残ってるぐらいです。

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TripAdvisorのNolsoyで発見した写真。島のどこかに、こんな遺跡というか古い住居跡が見られるみたいですね。

 

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島の北側しか、人が住んで無いみたいです。かわいい北欧テイストの家がひっそりとたたずんでました。

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鯨骨をイメージしたアーチ?
それにしても、通行人0です。フェリーで一緒だった人たちはどこ行ったんだろう?

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住宅地に一角にView spotを発見。Maps.meにも載ってます。足元は切り立った崖になってるので、注意です。

 

店が一軒も無い。。。昼食持参は必須ですよ。Easter holidayの時期だったからおみやげ物屋さんも閉店でした。


島の最南端まで行くなら3時間では無理ですよ。
島の南まで往復4kmぐらい?歩いて、北側の住宅エリアぶらっと歩いて、3時間でちょうどいいぐらいでした。

 

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これ、船着き場の待合室。

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さすがにWi-Fiは無いけど、コンセントはあります。
暖房が効いてて暖かい!
船がくるまで30分ぐらい昼寝してしまいました。

遠方の離島に行く時間が無いって人にはNplsoyオススメです。
では!

Faroe Islands編(11)滞在日記  Torshavn③ 美術館。

旧市街散策後は、少し足を伸ばして美術館に行ってみました。
美術館は私のテイストでは無いんですが、宿のオーナーもオススメもあったので、行ってみました (*’w’*  )。

 

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美術館の近くにある、公園。これが、素敵な場所だったのです。芝生が人工的だけど、人が少なくてのんびりできました。

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これまた、人工的な川が流れてて、、、

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水鳥も、のんびりモード。

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ちょっと日本風の池がって、周囲は観光客が集まってました。

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ハトもたくさん♥。渡り鳥じゃない彼らは、どうやって越冬するのかな?冬の寒さに堪えられるのだろうか。。。心配。

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みかけた彫像。だれだろう ?(´○`)?。コロンブスに見えなくもない。

 

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美術館の外観。シンプルですね〜。

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エントランスで上着とバックを預けて入館。
入場料65クローネ。1140円でちょっとひるみました。フェローはお気に入りの場所になりそうなので、絵葉書を購入。余談ですが、アフリカの絵葉書は0枚でした。

 

 

フェロー出身のアーティストの作品を中心に展示されてました。残念ながら写真撮影は禁止。海洋冒険家のドキュメンタリー番組が放送されてて、楽しかった。

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素敵な作品というか、空間。

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鏡張りの部屋なんだけど、ステンドグラス?が反射してとっても綺麗。鏡張りなので、自撮りも簡単。

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屋外展示は写真オッケー。

美術作品に興味が無い人でも、隣の公園はオススメです。
セントロから近いし、歩ける距離なので是非!
では。

Faroe Islands編(10)滞在日記  Torshavn② 旧市街、散策。

物価の高い北欧なので、外食は控えてスーパーで買った食材で貧乏ごはん。今日は旧市街の方に出かけてみました。

 

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旧市街は地図でいうと、でっぱりの半島みたいな場所。

 

周辺の見所としては、、、旧市街街並み、要塞、船着き場、観光案内所、教会などです。


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旧市街の向かい側にフェリー乗り場が見えてます。翌日のNolsoy島行きは、ここから乗船しました。

 

で。旧市街の街並み。

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観光案内所があるメインスクエア。雨が降ったり、晴れたり、天気がコロコロ変わります。


第一印象は人が居ない。

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観光色が強く出てるエリアなので、天気のいい週末なんかは人でいっぱいになるんだろうね。

 

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旧市街といっても、伝統家屋は10軒ぐらいしかなくて、横丁レベル。どの家もカラフルで、素敵。

ただ、私の好みじゃなくて少しがっかりしてしまった。新しくリノベされてて、旧市街感が伝わってこない。もっと朽ち果ててる感が出てる方がいいかなぁってね。

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建物自体は古くて1800年代物。Torshavnは『観光』の町でした。フェリーで入島する人用のイミグレが船着き場にありました。

 

歩いて15分ぐらいのところに、要塞を発見したので行ってみました。

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この要塞は高台に造られてて、芝生でカモフラされた砲台が飾られてました。

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第二次世界大戦中は、英国軍によって滑走路が作られたって話だから、防衛の要だったんだろうね。スオメリンな要塞を思い出してしまった。懐かしい。。。

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船着き場からみた旧市街。やっぱり新しい感が出すぎちゃってる。

 

で、見かけたカラス。

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ヨーロッパのカラスについて、疑問に思ってたので調べてみました。動物は好きだし、鳥も好きだけど、バードウォッチングするほどじゃないかな。試してみても楽しそうだ〜。

 

ヨーロッパでよく見かけるカラスって、白黒とかクログレーの2色使いなのです。日本のも、ヨーロッパのもどちらもハシボソガラスという名前らしい。

色の違いは、その亜属の違いだそうです。

 

日本在住のカラス。Eastern carrion crow=C.c.orientalis

ヨーロッパのカラス。C.c.cornix (Hooded crow) 

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同じ種だから、生態もほぼ同じ。悪いイメージが多いカラスですが、黒、グレーの2色だとなんかCoolにみえるよね。

では。