Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

ペルー編 (3)Lima Museo de la imigración Japoseds al Peru

http://b.hatena.ne.jp/entry/image/http://d.haten/

リアルタイムはブラジルのリオ。今晩、サンバの練習風景を見学に行きます。練習とは言え、あのカーニバル!期待が高まります。

 

日本人として、そして歴女として日系移民の歴史にもとっても興味があります。
日本人だけでなく、ニュージーランドに移住したアイルランド系の人々、米国で独自のコミュニティを気付いたドイツ系移民の人たち、『移民』という存在そのものに非常に興味をそそられるのです。
そして移民会館で和菓子が食べられるという情報をGetしたのも理由の一つ。

 

場所はセントロからは離れてるので、バスで行きました。
バスの車体にAv Brasilって書いたあるのに乗って、ここだ!って所でバスを降りるという古典手技です。だいたい、いつも降りるのは早すぎて『なんだ次のバス停でも行けたじゃん』て思うのよね。
このバスだと、500mぐらい歩かねばなりません。近くの路地にバスが走ってたので、もっと近接できるバスがあるかも。

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イベントのポスター、宮崎駿監督、ビートたけしさん、市川崑監督、大島渚監督、、、監督ばかりだから映画のイベントなのかな?

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はるばると 大海原を 乗り越えて
ペルーの土地に 鍬を打ち込む

なんと切ない俳句なんだろう。。

 

エントランスで簡単な保安検査を受けて、入ります。
そこは、リトル日本。

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お寺の鐘が飾ってあったり、日本に関する展示も多くてあちっこっちで日本語が飛び交います。

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偉人さんの胸像。なんとこの人、香川県高松市出身なんだって。。。

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博物館のガイドさんの話によると、この人の頑張りでこの会館が建てられたそう。
高齢化が進む移民の人たちに、コミュニティセンターを額たりと、移民の人たちが、末長く安心して満足して生活できる施設を作ったって話でした。
すんごい人が香川県出身の方でいるのね~。

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で、これが日本食レストラン Nakachiさん。
本日の2番目の目的、和菓子と日本茶をオーダー。

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食いしん坊なので、どら焼きと大福2個頼んでしまった。
後日、友人と再度歴訪した時にオーダーした大福。って大福、かぶってるじゃん!

味は、リアル和菓子とは少し違うけど、限られた材料で、日本の味を再現しようと頑張った苦労がわかる。
大福はマジでもちもちのリアル大福。お茶も熱々で美味い~。
日本を離れて10ヶ月、和菓子が食べられるなんて感激。この急須一個分のお茶を飲んで、チャプチャプ状態で、博物館に移動。

 

残念ながら博物館内は撮影禁止なので、写真はエントランスだけです。

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国が「裕福な生活ができる」なんて良い話を吹き込んでペルーに来たものの、小作人状態で重労働で奴隷の様に働かされたとか、どこの県の人が多いとか、移民にまつわるエピソードを丁寧に丁寧に聞かせていただきました。

でもいつまでたっても、小作人では裕福な生活なんて望めません。

なので、他の仕事を始めたそう。その仕事の中でも、最も人気があったのが理髪店だったみたい。日本人特有の丁寧な仕事で、どんどん評判が良くなって徐々に移民たちの生活が良くなっていたそう。
しかし、そのサクセスストーリーも第二次世界大戦で木っ端微塵になっちゃった。
ペルーから見て日本は敵国。移民の人達の生活が保障されるわけないよね。
戦前はペルーでの生活は一時的なもので、いずれは日本に帰るという考え方だったらしい。でも戦後を経験して、日本に帰ることを諦めたそう。

この話は日本語ペラペラの日系2世の方に話していただきました。要予約です。
展示品にも興味をそそられますが、私にとって貴重な話が聞けたのが一番の収穫でした。彼らの気持ち、祖国に焦がれる心を考えると本当に切なくなる。

 

センチな気分でエントランスに来ると、なんと大相撲が!

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ちょうど大相撲九州場所の時期でした。

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豪栄道、もうちと頑張って!

 

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございます。
ただ今のBGM 『Love song』sara barellies