Ottawa ON ジェイルハウスツアー
リアルタイムはグアテマラのサンペドロラグーナです。
私がオタワで5連泊した宿はHosteling international系列の宿。
もともと刑務所だった建物が閉鎖された後、Hostelに再利用したものです。
歩き方にも載っている有名宿です。刑務所の割には立地も良く、便利な宿でした。
その、ジェイルハウスですが、毎日11時に、スタッフによるジェイルハウスツアーなるものが開催されるので、参加してみました。
レセプションには昔刑務所時代に利用されていた、グッズが展示されています。
懲罰棒が痛そうですね。
毎日開催されている人気のツアーで15人ぐらいの参加者です。
歩き方にも載っている絞首刑台ですが、誰でも見られるわけではなく、ツアーに参加した人しか見れないですから要注意です。
2階のホテルで言う所のキッチン付近からツアーのスタートです。
まずは、普通の階段。旅行客が荷物を落とさないための、金網かと思いきや、収容者の自殺予防のために作られたそうです。
こんな所なら、死んだほうがましだって思えるくらいの劣悪な環境だったみたいです。
階段の段差に穴が空いてますね。収容者と刑務員は靴の色が違っていたらしい。
階段は姿が見えにくいから、降りてくる人が収容者なのか、この穴から靴の色をみればすぐにわかるという仕組みです。
この部屋はいわゆるシングルルーム。本当に狭い空間でした。入ってみたけど、息がつまります。
実際に宿泊施設として開放している独房もあるので、興味のある人はどうぞ。
天井が丸くなっているの、わかりますか?これは、音が反響して監視力のアップにつながるための構造だそうです。
懲罰室はこちらです。広いじゃないかと思いましたが、ここでうつ伏せに寝かせて、手枷足枷をはめてうごけなくしたそうです。
真ん中のお姉さんがガイド兼、宿の受付嬢。
最後に死刑囚が過ごしたお部屋を見学。
全員、入った所でいたずらでガイドが鍵を閉めてしまいました。真っ暗だし、息がつまる。数日前に、調子が悪くなって倒れてしまった人もいたそう。
ここには絞首刑台が残されていました。
この紐がそう。この紐で人が亡くなっているわけですが、あんまり迫力を感じなかった。何となくこの紐は面白半分で展示しているように感じました。
むしろ、これまでの独房や懲罰室の中で、イヤ~な雰囲気を感じてしまった。
ガイドの話では4階のある部屋では、夜中に変な音がしたり、電気がついたりと怪奇現象が起こったみたい。
欧米人ってこういった類のオカルト話が好きなのか、盛り上がってました。
かつては、絞首刑は娯楽の一つだったのか、外から見物できるような構造になっていたそう。たっぷり1時間はかかったこのツアー。
宿泊者以外が参加できるかどうかは不明なので、参加したい人は聞いてみてください。
そういえば、1カ国目のニュージーランドでも監獄宿に泊まったな~
オタワの方が、ちゃんと博物館としても機能していたように思います。
その時の記事はこちら。
今日も最後までありがとうございます。
ただいまのBGM バイクの騒音。