ヨーロッパ編 UK(15) Edinburgh フォース鉄道橋 日本人が設計に関与してた世界遺産ってスゴイよね?
ロシアのモスクワから一昨日帰国しました!Uberで多少のトラブルがあったものの、概ね予定通りに観光をこなして帰国。安心したのか、鼻風邪を引いてます。
Edinburghの観光も、フォース鉄道橋がラストになりました。とある番組で見てから、ず〜っと見てみたい建築物でした。世界遺産ってのも見たい理由の一つでしたが、設計に日本人が関与してたってのが大きな理由です。
完成当時の1890年は明治時代。西欧から大きく立ち遅れてた『ちょこざいな』日本が、世界の大英帝国が当時世界に誇っていた建築物の設計に関与してたってスゴイよね?
まずアクセスの方法。Google mapでルート検索して出発。最初、Princes street付近のバス停で待ってたけど、来ない!40-50分待った(もっと早く諦めろって話よね)が、諦めてEdinburgh bus stationに移動。すんなり目的のバスに乗れました。
『X56』のバスに乗車。バスの頻度失念、でも1時間に数本って感じでした。運転手さんに『Forth Bridge』と確認。
バスはフォース鉄道は通らずに、横のフォースロード橋を渡ります。通ってみたいって人は、鉄道でいけば通過すると思う。何度も鉄道が往復しているのが、下から見えたからね。
乗り換えが面倒だったので、フォースロード橋を渡ってバスを下車して、後は徒歩でアクセスしました。(往復9.6£、高いな〜)
下車した、フォースロード橋を渡った地点。高速道路なのか車がビュンビュン飛ばしているので、徒歩で横断しないように。
幹線道路の下をくぐる脇道があるので、そちらを利用しましょう。
左端に既に鉄橋が見えてる。写真右の看板の下から反対側に渡れるようになってます。
てか、バスを下車してからずーっと見えてる。家との対比で、橋の大きさがわかると思う。
何枚も写真をとったけど、このアングルが一番かな?
もう少し近づいでみました。これで、おしまいってのも味気ないので、一体どんな日本人が設計に参画したのか調べてみました。
渡邊嘉一 (わたなべかいち)という人物で、Wikiで読んでみるとスゴイ人でした。いろんな土木工事に関与してて、まさに日本土木史の父。
このフォース鉄道橋以前は、橋が崩れたりして悲劇が起きたそう。とっても、風が強い場所だったんだけど、強風に耐えられるような綿密な設計が重要だったのだ。
フォース鉄道橋がどんなに強靭だったかってのを、再現した写真。
フォース鉄道橋はスコットランド銀行の紙幣にもイラストが使われててて、スコットランドの威信をかけた建造だったって容易に想像できます。下の矢印のところ、よーく見てみて。
スコットランドの紙幣に日本人が印刷されてるって、スゴイ!日本人として誇らしい気分になりました。
ですが、その後、誇らしいはずのスコットランド紙幣がイングランド外では両替してもらえず余ってしまったというオチです。
では!