中欧編 Serbia(5)Belgrade Ethnographic Museum訪問記。
観光3日目の前半で民族衣装博物館に行ってみました。中欧は刺繍が美しく、伝統衣装もかわいいというイメージがあったからです。
博物館の外観は、美しいから掛け離れた外観の建物でした。ここにやってきた理由、『入場料が無料』だったから。。。
この近辺から出土したお皿。コミカルな顔に癒される。
これはバルカン半島西部をエリアわけした地図です。(19-20世紀)
今のクロアチア、モンテネグロ、アルバニア北部、コソボとかの領土も含まれてます。これが、後に大きな火種になるのね。。(((・’ω’・)))
オレンジ Central balkan zone
黄緑 The Pannonia zone
赤 The Dinaric zone
青 The adriatic zone
領土問題は、別の機会に。複雑すぎて、まとめる自信無いや。
セルビアの民族衣装は、ギリシアの様式、バルカン地方の伝統衣装、中世の様式、トルコ様式が、ミックスした衣服なんだって。
素人なんで、どれがギリシア風なのか、トルコ風なのか見分けがつきません。
民族が出たり入ったり、領土が減ったり、増えたりしたバルカン半島なので、お互いの文化が混じるのは理解できる。
見てる時は、違いがさっぱりわからなかったけど、じっくり見ると全然、違う。
『刺繍が美しい』は共通だけど、エプロンの形、男子のズボンの膨らみとか長さ、ブーツの柄、違うわね (o´・∀・`)。観察するポイントが分かってきたぞ。
きれいですね。
婚礼衣装はとびきり豪華です。頭飾りの『ビーズのれん』が始皇帝のようですね。
この冠のビーズのれんのことね。前が見えにくいだろうに。
こっちは、後ろ姿の美しい。
伝統的な古い織物。モチーフやパターンの細かい説明書きもありました。
伝統のクロスもいいけど、私はうしろのおばちゃんたちの方がいいや。ワイワイおしゃべりしながら、織ってたんだろうなぁなんて想像が膨らみます。
刺し子?の図案。
上階では、民芸品の展示がメインでした。各地域やの家の内部が再現されてました。
右に暖炉(正式名所が分からない。ストーブで良いのかな)が写ってるけど、このタイプのタイル張りで、壁に固定されているストーブっていろんな博物館で見かけました。暖かいのかな?
こんな模型が置いてあったり。
古い古い石碑。顔がおもしろい。
こんな、原始の時代風の家に住んでたのか?
これは、裕福な人のオスマン風内装。いかにも金持ちそうだ。
伝統衣装のコーナーは、同じような展示が続くので少々飽きちゃったけど、3階の民芸展示で再度テンションがあがりました。
さあ、明日はお城に向かいます。
では!