中欧編 Serbia(6)Belgrade カレメグダン公園 スリ未遂とハドリアヌス帝とボスニア行きバス情報
バスターミナルで先に、ボスニア・ヘルツェゴビナ行きのチケットを購入して、ゆっくり残りの時間をベオグラード観光に当てよう。
バスの移動情報は最後にまとめます。
バスターミナルから歩いて、カレメグダン公園に向かいます。
地図で見たら、遠い!って感じたけど、歩いてもそんなに遠く感じませんでした。
雨が降ったり止んだりの天気は相変わらず。
雨に濡れたく無いから、細い路地裏通って近道しよ〜っと。
2人組のおばちゃんロマ?が私の後ろをぴったりとついてきます。しばらくすると、、、勝手に私の斜めがけバックが動くではありませんか!
スリだ!。
チャックの噛み合わせが悪く、開けるにはコツが必要です。
バックが動いてくれたので、未然に防ぐことができました。
お~(見るからに金持ってそうに無い)私にもやっとスリが目をつけてくれたか!。
私:ちょっとあんた、何してんの ヽ(*`3´)ノ ?
ばばあ:は~?何言っちゃってんの ( ̄‥ ̄)?
私:あんた、スリやろ?
ばばあ:あんた、頭おかしいんちゃう?
私:あんたこそ、頭おかしいやろ ヽ(`Д´)ノ。
みなさん、気をつけて下さいね~この人スリですよ~。
って周囲の人に声かけしたら、慌ただしく逃げてった。
撃退したという喜びより、BBAのふてぶてしい態度が、本当に頭にくる。人通りの少ない場所は避けるべきでした。
気を取り直して、カレメグダン公園に向かいます。到着時には、足が疲れてた。やっぱトラムに乗るべきだったか。。。
上から見ると、五稜郭の風に星型になってるのね。さすが元要塞ですね。
〜カレメクダン公園の由来〜
紀元後2世紀ごろにローマ帝国が心中してきて、城塞をを築いたのが始まり。
当時、この地方はパンノニア地方と呼ばれていたらしい。
パンノニア??? 私の中に閃きが ( ̄□ ̄;)!!!
古代ローマ温泉技師が主人公の『テルマエロマエ』。五賢帝の3番目のハドリアヌス帝が、養子のケイオニウスをパンノニア地方に派遣する場面があったよね。パンノニア地方は現在のセルビアも含まれているから、たぶん正解。
ローマからこんな遠い所までやってくるとは、お疲れ様です。
話がそれました。
歩道の両脇には露天が並んでました。
商品としては、もらったら困るな~って感じのものが多かった。
チトー将軍のTシャツとか。
こんなん。
私見ですが、民族紛争が絶えなかった中欧諸国で、政治家Tシャツを着るのはやめておいた方が良いと思います。
お城正面に向かって、左側からの眺めが良いらしいので、向かってみました。
この公園の部分で、ドナウ川とサヴァ川にわかれちゃうんだって。
これ、サヴァ川。色が、、、カフェオレだ。
2本の大河に囲まれたこの場所は防衛にも適していただろうし、古くから要塞が築かれたってのも納得。
今は、手入れの行き届いた花壇があったりと平和そのもの。
建物は、やはり要塞とか軍事博物館らしく、装飾が少ない無骨な印象。
で、なぜか恐竜の置物。
隣に軍事博物館があったけど、閉館間際だったので、見学できなかった。今まで、さんざん軍事博物館は言ったから良いや。
カレメグダン公園には動物園とか、リュピツァ妃の屋敷とか、見所が多いみたいだけど、スリ未遂事件の後で観光する気力が湧かない。
明日、国境移動を控えているので休も。
*Belgrade(Serbia)→Sarajevo(Bosnia-Herzegobina)移動情報*
1)バスターミナル
バスターミナルが鉄道駅周辺に2箇所あるので、間違えないようにしましょう。
最初、左の点線のバスターミナルまちに行ってしまった。Lasta社の専用バスターミナルで、Eurolineって書いてあったから、Euroline利用の人はこっちかもね。
タクシーの運転手にチケットを見せて、場所を(タクシー乗る気も無いのに)聞いてみた。そしたら、、、『10ドルで連れてってやるぜ!』だって!笑ってしまった。すぐ隣だよ?どんな価格設定だよ。
正解は地図①のBelgrade Coach stationです。外から見てバスターミナルってわかりにくかったです。
2)バス
ちょっと古い観光バスで、トイレなし。
3時間に1回程度でトイレ休憩があります。
バスのチケットです。チケットのどれが、会社名なのか不明。
座席指定されてたけど、みんな好きな座席に座ってました。
3)価格 出発時間
2510ディナール(2510円)
国際バスにしては、安い。
バスターミナル用の入場コインをおばちゃんから渡されたので、この料金には入場料が含まれています。
セルビアに出入りするバスは荷物代金を徴収されます。1回60ディナール(60円)。
1日に数便あったと思いますが、第1便の6:15発を選択しました。昼過ぎには到着でした。
次回はベオグラードで利用した宿のまとめです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
では!