Stairs to the world

42歳のMiddle ageの女性の旅行記。日本に戻ってます。

ヨーロッパ編 イタリア Milan(5)Sforza Castle、エジプト博物館とか。

リアルタイムはウクライナキエフです。帰国目前になってしまいました。ウクライナに入ってからは毎日がつ・つ・つらい。言葉がさっぱりわかりません。

 

ミラノの観光の目玉の一つ、スフォルツァ城に行ってみました。
ここ、ただの古城じゃあ無かった。。いくつもの博物館が集合した複合施設でした。

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朝一番のお城、人が少なくて気持ち良い。(AM6:30)

歴史博物館、教会博物館、家具博物館、エジプト博物館、ダビンチ博物館、、、何種類もあって、たったの1日では観光するには足りないと感じました。自分の好みの博物館を選択して見学開始。

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エントランス。スフォルツァ城は2回目の訪問になりました。以前もこの門の前で写真を撮ったんだけど、ただ写真を撮っただけ。。。ツアー旅行で時間が限られてて、中には入りませんでした。

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内側に入ってみました。良い天気。丸い見張り塔が特徴的。スライムみたいだね。

 

チケットオフィスで何も考えずに大人1枚と伝えて入場券を購入。5€。高いって感じたけど、何箇所も博物館に入れるし、むしろ安いかも?

 

最初は彫刻博物館だったと思う。

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どーんと騎馬に乗った偉い人。

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ぽんっとおいてある彫刻も、細かくて素敵。

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タペストリー。絵で描くのも大変だけど、布で織り上げるってもっと大変。

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これ、、、ダビンチ?ラファエロ?の絵だったと思うけど忘れちゃった。

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博物館あるあるの武器コーナー。こんな甲冑着て、戦うなんて相当の体力を必要とするよね。石斧から機関銃に至るまでの幅広い展示内容でした。

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古城を博物館に改築しているわけで、建物みているだけでも十分、美術館レベル。

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オウム貝を調度品に仕立てたもの。こんなデザインよく思いついたよね。確かに、貝殻の模様って美しい。

 

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で一旦、中庭に出ました。
本日のメインイベントのエジプト博物館。各地の博物館に行っては、せっせとミイラの写真を撮るのが趣味の一つ。この写真の右側の階段を降りると入り口です。

 

〜Momia1体目〜
うーん、あまり保存状態が良くない。劣化しちゃってる。

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一説には、当時の身だしなみとして用いられていた香油が、ミイラ劣化に繋がるとか、、、へ〜。

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そして、小学生の課外授業とぶつかって、ミイラの前は大人気コーナーでした。動物園で例えるならパンダコーナーってところかな?

 

〜Momia2体目〜
足元の写真。

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頭部の写真も撮ったんだけど、ガラスに反射してうまく写ってなかった。

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足指の拡大図。当たり前の事なんですが、ミイラは生前は人間だったわけで、こういった細かい部分を観察すると、変にリアルに感じてしまう。

 

私的には、ミイラ本体同様、棺桶も好き。

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こういった裏側に、死後も安らかな生活を願う遺族の思いが込められてるわけ。死者を思う気持ちは今も昔も変わらないなぁ。

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バステトの石像。耳のピアスがいけてる。

ここで勉強。バステトは、家の守護者、多産、豊穣のシンボルなんだって。これまた、へ〜。

 

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カノープスの壺の蓋コレクション。
ミイラ作成時に取り出した内臓を保管する専用の壺の事ね。

蓋の動物のデザインは、ファルコン、ジャッカル、バブーン、人間(だけど、立場的には神様)なんだけど、それぞれ司る人間の臓器が決まってます。

肝臓:人間の形をした神様
肺:バブーンの神様
胃:ジャッカルの神様
腸:ファルコンの神様
なんだって。へ~。面白い。

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アラバスター製のカノープスの壺。
古代エジプトの死生観、面白いな~。展示のほとんどは、英語表記されてて、じっくり見て回りました。この時点で博物館を3件はしご、ちょっと疲れてきた。。。

 

ベタだけど、いつかツタンカーメンに会いたい。多分、会ったら感激して泣いちゃうだろうね。


では。

ヨーロッパ編 イタリア Milan(4)ブレラ絵画館 Pinacoteca di Brera界隈。デザート情報も。

リアルタイムはMoldovaのChisinau。念願のトランスリストにに行ってきました。コイン?もGetしたし、満足な観光日。

 

ドゥオモ近辺を観光して、ラファエロの絵をみにブレラ絵画館に行ってきました。美術はさっぱりわからないけど、ラファエロとダビンチだけは見逃さないように気をつけてます。

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絵画館の入り口。学生さんがたくさん、まあ学校だから当然と言えば当然。

 

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ブレラ絵画館自体は、美術学校?の中にあります。これは、学校に併設されてた植物園。大都会だけど、緑が多くてまったりできる。

 

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小さく小さくBotanical gardenて書いてあった。。。

 

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これと同じ石像をナポリ考古学博物館で見たことある。ヘラクレスだったかな?こんな石像がいくつも学校の廊下とかに置いてある。芸術の国だね。

 

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中庭のナポレオン1世像。全裸ですね。本人が見たらどう思うだろう (〃ノωノ)。

 

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パンフレットに載ってたから、多分有名な人の作品か。

Andrea Mantegne 『Cristo morto 死せるキリスト』って作品なんだって。

 

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さすがイタリー。宗教絵画のコレクションが充実してた。

 

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いかにも古代ローマを彷彿とさせるデザイン。こういうの好きなんだよね〜。やっぱ歴女だわ  (・∀・` *)。

 

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で目当てのRaffaello ラファエッロ『Sposalizio della Vergine 聖母の婚姻』

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エントランスは聖堂になってました。ここだけしーんっと静まり返ってた。ほかにも有名な作品がいくつもあるんだけど、私ヨクワカラナイ。。 (*≧∀≦)ゞ。滞在時間30分ぐらいかな?

 

これだけじゃ内容が不十分なので、食べ歩き情報も追加します。 (¯▽¯٥) 

 

〜Amorino〜

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絵画館の帰りに偶然見つけたジェラート屋さん。長蛇の列ができてて、並んじゃいました。

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でも注文したのはクレープ。クレープなんて洒落たおやつ久しぶり。クレープにチョコソースとバニラアイスを包んでもらいました。味はいたって普通。

コーヒーとセットで7.5€(923円)金額の計算してて手が震えた (;OдO)

知らずに何ちゅう高価なデザートを食べてたのか、、、

 

〜Pattini〜

翌日は反省して安めのパン屋さんにしました。

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なななんと!このパン屋さんにはカンノーリが置いてありました。シチリアの郷土菓子で、コロネの中にリコッタチーズで作ったクリームが入ってます。映画のGod Faterにも出てくきますよ。パレルモで食べてから取り憑かれ、レシピ本まで購入してしまったぐらい。これで3.5€(433円)ほ〜許容範囲内の価格です。いたって普通のパン屋さん、似たようなパン屋さんはたくさんありますよ。

地図、載せておきます。

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では!

ヨーロッパ編 イタリア Milan(3)ミラノ観光 ドゥオモとかガレリアとか。

リアルタイムはMoldova、夜行バスで到着して宿でくつろいでいます。今、なんと4人の日本人が宿泊中。偶然なのか?何か情報があるのでしょうか?

 

ミラノの定番観光をしたので情報提供です。2007年のミラノ訪問はたったの1日。ドゥオモは外観のみ、最後の晩餐も見ず、スフォルツァ城の敷地内に入っただけ。勿体無い観光だったのだろうとつくづく思います。

 

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ドゥオモ広場から。指がかぶったこの写真しか無い。何やってんだ。。。(*>ω<*)

常に観光客でいっぱいのミラノの中心とも言える場所。ミラノ観光は2日しかないので、さくさく回ります。

ドゥオモの入場券は、入場だけ、テラスにも出るもの、など種類がいくつかあります。私は入場だけで良いやと一番安いチケットを購入。(3€)

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作るの大変だっただろうってぐらい、装飾が細かいね。

チケットを購入するのも並び、手荷物検査にも並び、予想外に時間がかかった。空港並みの厳しい持ち物検査でした。一人一人バックの中も調べられたものね。

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教会は露出度の高い服装は禁止。入り口ではねられてた人がいました。私、短パンだったけどスパッツを履いてたのでOKでした。って、それOKなんだ。。 (¯▽¯٥) 

 

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それ自身の重みを支えるのに、内部はたくさんの柱。全体の重さってどれくらいあるんだろう?

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何となく厳かな雰囲気にひるんでしまう。

 

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とにかく、作りが細かくて一つ一つの仕上がりも素晴らしい。

 

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入場のみのチケットでも、美術館レベルの内装を鑑賞できるので、満足満足。

 

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ステンドグラスも窓一枚一枚全て図柄が違う!こだわってる。

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立派な像。アトラスみたい。

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足の血管もリアル。

 

ドゥオモ見学後はVittorio Emanuele2のガレリアへ。世界史で良く耳にしたこの皇帝、誰だっけ?でWiki先生に聞いてみたところ。。。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世(Vittorio Emanuele II di Savoia、1820年3月14日 - 1878年1月9日)は、イタリアを統一した王様。そりゃあ英雄だな。

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歴史を感じる商店街(身も蓋もない言い方だけど。。)だね。商店街だけど、足を踏み入れられないような高級ブランドばっかでした。

 

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で、ここに来たらみんな牛の睾丸の部分にかかとを乗せて、くるっと回るという不思議なジンクスを試すんだよね。私もしました。幸運が訪れるとかなんとか?

 

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この商店街を抜けると、スカラ座があります。一度、本場のオペラ聴いてみたいなぁ。

 

Basilica di San Simpliciano。

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たまたま目に付いたので入ってみました。外側は残念ながら工事中。

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ドゥオモの後だったので、人がいなくて考え事に集中できる。

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不謹慎だけど、宗教そっちのけで休憩。

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日本人なら神社やお寺でお願いすると『何か良いことあるかも〜』って感じになるよね。教会だと、そういった気分にならないんだよね。

この粛々とした気分をぶち壊す事件が発生。事件というほどでも無いんだけどね。

とあるブティックで見かけた一品。

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メキシコの定番土産の骸骨の陶器の置物を発見。バラマキ土産としてたくさん購入したので覚えてる。価格も1個1000円しないよ。これが、ミラノだったらなんと750€!見間違いなのか?ぐぐぐーっと現実に引き戻されてしまった。

 

他に美術館にも行ったんだけど、その情報は次回ってことで。

では。