ヨーロッパ編 イタリア Milan(5)Sforza Castle、エジプト博物館とか。
リアルタイムはウクライナのキエフです。帰国目前になってしまいました。ウクライナに入ってからは毎日がつ・つ・つらい。言葉がさっぱりわかりません。
ミラノの観光の目玉の一つ、スフォルツァ城に行ってみました。
ここ、ただの古城じゃあ無かった。。いくつもの博物館が集合した複合施設でした。
朝一番のお城、人が少なくて気持ち良い。(AM6:30)
歴史博物館、教会博物館、家具博物館、エジプト博物館、ダビンチ博物館、、、何種類もあって、たったの1日では観光するには足りないと感じました。自分の好みの博物館を選択して見学開始。
エントランス。スフォルツァ城は2回目の訪問になりました。以前もこの門の前で写真を撮ったんだけど、ただ写真を撮っただけ。。。ツアー旅行で時間が限られてて、中には入りませんでした。
内側に入ってみました。良い天気。丸い見張り塔が特徴的。スライムみたいだね。
チケットオフィスで何も考えずに大人1枚と伝えて入場券を購入。5€。高いって感じたけど、何箇所も博物館に入れるし、むしろ安いかも?
最初は彫刻博物館だったと思う。
どーんと騎馬に乗った偉い人。
ぽんっとおいてある彫刻も、細かくて素敵。
タペストリー。絵で描くのも大変だけど、布で織り上げるってもっと大変。
これ、、、ダビンチ?ラファエロ?の絵だったと思うけど忘れちゃった。
博物館あるあるの武器コーナー。こんな甲冑着て、戦うなんて相当の体力を必要とするよね。石斧から機関銃に至るまでの幅広い展示内容でした。
古城を博物館に改築しているわけで、建物みているだけでも十分、美術館レベル。
オウム貝を調度品に仕立てたもの。こんなデザインよく思いついたよね。確かに、貝殻の模様って美しい。
で一旦、中庭に出ました。
本日のメインイベントのエジプト博物館。各地の博物館に行っては、せっせとミイラの写真を撮るのが趣味の一つ。この写真の右側の階段を降りると入り口です。
〜Momia1体目〜
うーん、あまり保存状態が良くない。劣化しちゃってる。
一説には、当時の身だしなみとして用いられていた香油が、ミイラ劣化に繋がるとか、、、へ〜。
そして、小学生の課外授業とぶつかって、ミイラの前は大人気コーナーでした。動物園で例えるならパンダコーナーってところかな?
〜Momia2体目〜
足元の写真。
頭部の写真も撮ったんだけど、ガラスに反射してうまく写ってなかった。
足指の拡大図。当たり前の事なんですが、ミイラは生前は人間だったわけで、こういった細かい部分を観察すると、変にリアルに感じてしまう。
私的には、ミイラ本体同様、棺桶も好き。
こういった裏側に、死後も安らかな生活を願う遺族の思いが込められてるわけ。死者を思う気持ちは今も昔も変わらないなぁ。
バステトの石像。耳のピアスがいけてる。
ここで勉強。バステトは、家の守護者、多産、豊穣のシンボルなんだって。これまた、へ〜。
カノープスの壺の蓋コレクション。
ミイラ作成時に取り出した内臓を保管する専用の壺の事ね。
蓋の動物のデザインは、ファルコン、ジャッカル、バブーン、人間(だけど、立場的には神様)なんだけど、それぞれ司る人間の臓器が決まってます。
肝臓:人間の形をした神様
肺:バブーンの神様
胃:ジャッカルの神様
腸:ファルコンの神様
なんだって。へ~。面白い。
アラバスター製のカノープスの壺。
古代エジプトの死生観、面白いな~。展示のほとんどは、英語表記されてて、じっくり見て回りました。この時点で博物館を3件はしご、ちょっと疲れてきた。。。
ベタだけど、いつかツタンカーメンに会いたい。多分、会ったら感激して泣いちゃうだろうね。
では。