メキシコ メキシコシティ⑧ カルメン教会
リアルタイムはキューバのViñalesです。
相方とともに、メリダからメキシコシティに帰還。
朝一番の飛行機で、シティまで戻って来たので、時間はまだまだあります。
私にとって外せない、カルメン博物館(Museo de El Carmen)に行ってみました。
この博物館は、身も心も神と教会にささげた敬虔な修道女12体のミイラが眠っていることで有名。
宿からMetrobus1号線の『La Bombilla』で下車。メトロのバス停から徒歩7-8分という距離です。
こちらは現役のカルメン教会の入り口。
入り口に、ロザリオやキリストの肖像画、絵葉書などが販売されていました。
花や豪華な衣装に身を包んだ、マリア様?
この教会の祭壇は、金ピカで豪華絢爛。
博物館は教会を一旦出て、隣です。
思いっきり博物館の看板が出ています。入場料55M$。
教会付属の博物館のくせに、受付のおっさんがおつりをごまかそうとしやがった。
おつりの金額確認を目の前でしていたら、足りない20M$を何気なく、差し出してきやがった。油断ならん。閉館が17:00なので駆け足の観光です。
歴史のある教会らしいみたい。
これは、壁画。扇で形が変わってる。
中庭には美しいタイルでデコレーションされた噴水が。
この教会のタイル使いは本当にきれい。芸術作品のレベルです。手洗いスペースも、ブルーのタイル貼りで美しいですね。
床もきれいにタイル貼りが施されていて、痛まない様に板が敷かれています。
見学者は板からふみはずさないようにと、説明がありました。
このトンネルの先に、今日の一番の目的のミイラがいます。
いわゆるカタコンベですね。ミイラが寝ていると思うと、少々怖いです。
ミイラにご対面です。
本気のカタコンベは、シチリアのパレルモにあるカプチン派のカタコンベ以来2回目です。イメージとしては、カルメン教会もカプチン派のカタコンベもよく似ていました。
このカルメン教会もカプチン派らしく、同じ宗派の様ですね。
ミイラの数は圧倒的に、パレルモのカプチン派カタコンベの方が多かったけど。。。
ガイドさんの話によると、一番新しいミイラで1950年だか1850年だからしい。
残念ながらガイドさんはスペイン語オンリーでよく聞き取れなかった。
この朽ち果て感や衣装のデザインから想像すると1850年頃だろうね。教会の近くで眠りたいという希望があって、ミイラになったそうです。
このカルメン教会は、俗世間とは完全に隔離された修道院だったみたい。
修道女は限られた敷地内で生活を送るため、敷地は予想外に広い。
その、居住跡が、博物館として公開されているのです。
そして、あっちこっちに猫の餌場とベッドがしつらえてあって、今は猫天国。
中庭を抜けると、さらに2階の展示スペースに。
それにしても広い。途中でタイムアップになってしまいました。
最後に日本語の『大』を発見。いったい何んおモチーフなんだろう。
50分しかなく、駆け足だったのが残念。途中の猫トラップで時間もロスしてしまった。
一番の目的のであるミイラをクリアできてよかった。
今日も最後までおつきあいくださり、ありがとうございます。
ただ今のBGM 『Intro』Allister