キューバ トリニダー編 （2） マナカイスナガ観光列車のレビュー

リアルタイムはコロンビアのメデジン行きの長距離バス内です。中々の山道で、パソコンを打つのが至難の技です。

トリニダーの有名観光といえば、マナカイスナガへの観光列車が真っ先に思い浮かびます。某テレビ局の『ふれあい町歩き』という番組でマナカイスナガ特集を見てから、絶対に行きたいと思っていた観光スポットです。

まずは、簡単にマナカイスナガの紹介です。トリニダーの街から少し離れた場所にある村で、以前、サトウキビで巨万の富を気付いたイスナガファミリーが住んでいたそう。当時のサトウキビ産業の労働力は奴隷で、逃亡した奴隷を見つけられるように建てられた監視塔やイスナガファミリーの豪邸が現在は観光スポットになっています。

トリニダーから観光列車にゆられて1時間ぐらいで、マナカイスナガに行くことができます。

　　　

鉄道駅向かいの券売所。最初は券売所と気づかなかった。

　　　

待合室の時刻表。イラストが可愛い。

　　　

待合室。出発時刻が近くなってくると、徐々に観光客が集まり始めました。

　　　

券売所向かいの無人のホームが乗り場です。

　　　

これがチケット。

　　　

座席はこんな感じ。

　　　

日差しがきついので、みんな日陰に座っています。そして、予想外に人気のようですね。車両は2両編成で8割ぐらいは埋まっていたかな。

　　　

途中でギターの流しの親父が歌を披露。最後に自作のCDを販売し始めました。誰も買わなかったけど。。

車両には一部、キッチンコーナーがあって、軽食やドリンクをオーダーすることもできます。

　　　

器用にナタでココナツを割って、ココナッツウォーターを作るバーテン。

　　　

一面がジャングル。集落以外では、家なんて一軒も無かった。
　　　

列車はゆっくりゆっくり走ります。暑いけど、風があるので、それほど苦痛でも無いね。

　　　

サトウキビ畑もまだ残っています。

　　　

マナカイスナガに到着。遠くからでも監視等が見えている。

　　　

監視等までは両側にお土産物屋さんが並びます。

　　　　　

監視等と土産物屋のコンビ。

入場料を払って、階段を7階まで上ります。

　　　

登る人、下る人同じ階段なので、ちょっとした混雑に。

上からの眺め。

　　　

塔の影とイスナガファミリーの邸宅。

　　　

こっちは、イスナガの集落。かつてはサトウキビが広がっていたんだろうけど、今は観光で生計を立ててるって感じですね。

邸宅にはカフェが併設されてて、

　　　

カフェの裏庭には、古典的なサトウキビの絞り機があります。

　　　
人力で機会を回します。

　　　

大層な機会だけど、街中のJugo de Cañaのお店はもっとコンパクトな物を使ってました。

　　　

サトウキビジュース。草の匂いがあって、ちょっと絞りたては飲みづらい。
サトウキビジュースはその後も何度も飲んだけど、ここのが一番美味しく無かった。1時間ほど休憩して、昼食スポットへ向かいます。

　　　

　　　

途中でUターン（ていうのか？）。

　　　

レストランが併設された駅に到着。
高級レストランで食事するわけも無いので、私は持参のサンドイッチを。
参加者の方に日本の方がいらっしゃったので、仲良くなりました。
くみさんという方で、70カ国？ぐらいの国を旅行されている、大ベテラン。いろいろ、コアな旅行話に花が咲きます。

そして、彼女は数日後には日本に帰国だそうで、Lounly Planetのキューバを頂きました。ありがとうございます！！（その後、ロンプラはホアキナ家に寄贈。）

このレストランも邸宅だったみたいで、豪華とは言えないまでも、なかなかの調度品が揃っていました。

　　　

　　　

壁のイラストは痛み方からするとオリジナルのものでしょう。裏庭に抜けて、周囲を散歩してみました。

　　　

馬がいますが、有料なので歩きです。

　　　

この木なんの木を過ぎて、15分ぐらいで川辺に到着。

　　　
泳いでいる観光客もいました。強者だ。

　　　

これは、観光列車の機関室。昼食休憩後にトリニダーに向かいます。
1時間ほどでトリニダーに到着。

駅で下車して、線路の少し先まで歩くと、他の列車が停車中。

　　　

すぐにおじさんが現れて、いろいろ説明を始めました。チップ狙いは重々承知も、英語でしゃべりまくる親父の話をついつい聞いてしまいました。

　　　

頼んでも無いのに、写真を撮ってくれます。1CUC以上は払わんぞ！と心に決めて、カメラを渡します。

　　　

いろんな角度で写真をとってくれる親父。

最後に（写りたくも無かったけど）一緒に撮影。
20CUP渡したら大喜びでした。払いすぎだったのか？

マナカイスナガ観光は午後3時頃に終了。、、、こんなもんかという内容です。まあ、行ってもいいかな？ぐらいでOKですね。

～マナカイスナガ観光列車情報～
毎日、出発の20分前（9：10）からチケットの販売開始です。当日販売のみで予約制度はありません。往復10CUC、昼食は付いていません。

列車にはトイレもついているようでしたが、使えるかどうかは不明。
列車内には軽食スタンドがあって、市中より割高だけど食べ物は購入できます。

9：10出発で時頃トリニダーに15：00頃帰着でした。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
ただ今のBGM　『By The Grace Of God』Katy Perry